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夜逃げ体験談。借金で失踪した人たちのその後はどうなる?

借金がどうしても返せない…もう無理だ。

そんなとき、最後の手段として「夜逃げ」を選択する人たちがいます。

ですが、本当に夜逃げは成功するのでしょうか。

今回は実際に夜逃げを経験したことのある方々に独占インタビューしました!

リアルな声から見えてきた、夜逃げのデメリットとは…?

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多額の借金を抱え取り立てに追われることで、精神的な余裕までもを失う…。

そのような状況では、ふと「まったく知らない土地で別人として生きれば楽になるのでは?」と考えてしまうこともあるでしょう。

実際、それで「夜逃げ」という選択をする人も少なくありません。

しかし、気になるのはその後の話ではないでしょうか。

今回は、実際に夜逃げを実行した経験者に独自インタビューをしてみました。

当時の生々しい状況や、借金の理由、現在に至るまでの壮絶な人生


そのすべてを赤裸々に語っていただきましたので、まとめて詳しくご紹介していきます!

このページでわかること

夜逃げには以下のような様々なリスク、デメリットが伴います。

  • 借金取りから確実に逃げられるわけではない
  • 家族や親戚、それまで関わったすべての人に迷惑をかける恐れがある
  • 恐怖や後悔による精神的苦痛は免れない
  • 新しい家を見つけるのが難しい
  • 病院に行けなくなる
  • 正社員として就職できない

今回インタビューで伺った夜逃げのメリットはたったひとつ、「借金から逃れられたこと」だけでした。

夜逃げは、得られるものに対してリスクやデメリットが大きすぎる手段と言えそうです。

夜逃げ経験者へインタビュー

独占インタビュー夜逃げという選択実情とその後の人生

多額の借金を抱えることになった理由や原因は、人によってさまざまです。

生活費を補填するための借り入れなどをきっかけに、消費者金融各社からの多重債務に陥ったり、闇金を利用せざるを得なくなったり…。

いろいろな状況が積み重なった結果、数百万円もの負債になったというケースは特に多く見られます。

このような状況の解決手段として、日本には「債務整理」という合法的な方法がありますから、本来ならば弁護士の無料相談などへ行くことが望ましいです。

ですが、精神的に追い詰められている状況ではそれが困難なこともあります。

その結果、最終的に「夜逃げする」という選択以外考えられなくなってしまうのです。

今回のインタビューでは、なぜ夜逃げするに至ったのかから夜逃げ後はどうなったのかまで、「夜逃げのリアル」を経験者にとことん伺いました。

はじめに、今回独占インタビューに応じてくださった方のプロフィールと夜逃げを決意したきっかけをご紹介していきます。

元経営者・Iさん

今回インタビューに応じてくれたのは、夜逃げ経験のある男性、Iさん(仮名)です。

まずは当時の状況や、されていたお仕事などを教えてください。

夜逃げしたのは今から10年以上前のことです。

妻と息子が2人、娘が1人いて、私自身は、建設設計事務所を経営していました。

どのような経営方針だったのですか?

特に目立った特徴もなく、ごくごく普通の企業でした。

バブルの時は特に広告を出さなくても売上が立っていたので、何もしなくていい、何とかなると思っていたんです。

「いいものを作って高く売れば自然と売上が付いてくる」。

そんな考えしか無かったので、市場が安いものを沢山売る方向にシフトしても重い腰を上げられず、経営が悪化していきました。

それで、消費者金融に手を出す事態にまでなったのですね。

はい…。

夜逃げの理由は“総額1億円”の負債

最終的な負債額を教えてください。

全部で1億円ほどだったと思います。

消費者金融各社から借りていて、もう数やそれぞれの借金額は覚えていませんね。

そのくらい、当時はどうやってお金を工面するかしか考えていませんでした。

消費者金融に駆け込む前は、銀行からも借りていたんでしょうか?

実は、銀行から借りようとした時点で既にどうしようもない状況だったんです。

本当にギリギリの状態で動き出したので、選択肢が消費者金融くらいしかありませんでした。

息子の名義も使って、借りられるだけ借りていましたね…。

夜逃げを決意されたきっかけや、

ここだというタイミングがあったのでしょうか。

何とかやってきた資金繰りがついに限界を迎えて、

支払いができそうにない(=不渡りが出る)と分かったときです。

それはお辛かったですよね…。

このままだと、早々に倒産の日を迎えてしまう。

それどころか家族にも迷惑がかかってしまうと考えたとき、頭に残った選択肢はひとつでした。

夜逃げした人はその後どうなる?

夜逃げ後の生活体験談

Iさんは、経営不振による多重債務からの不渡り、という流れで夜逃げするに至ったと話してくれました。

その口ぶりからは、「1億円」という負債額を目の当たりにし、どうしても冷静ではいられなかった状況が生々しく伝わってきます。

ここからはさらに一歩踏み込み、夜逃げをした後はどうなったのか、実際の生活について詳しくお伺いしましたので、ひとつずつご紹介していきましょう。

怯えながら車中泊を続ける日々

それでは、実際に夜逃げしたときのことを教えていただけますか。

その日、夜の10時ごろにひっそりを家を出ました。

家具や家電は当然持ち出せないし、売るにも身分証が必要になるので、

持って行ったのは着替えくらいですね。

親戚の家に行って事情を話し、しばらく車中泊で過ごしていました。

数日間は誰かに見つからないかと恐怖でいっぱいだったのを覚えています。

他のご家族はどうされたのですか?

娘は母方の親戚に保証人になってもらい、アパートを借りたそうです。

息子たちは、当時付き合っていた彼女の家に同棲していました。

家族にも居場所を伏せていた

お子さんにはご自身の居場所を伝えられていたのですか?

大まかな場所は伝えていましたが、「ここ」とは言っていません。

移動する可能性がありましたし、捕まるリスクも考えていたので。

捕まる?

捕まるといっても、相手は警察ではなく同じ建設業界の者です。

当時は景気が悪かったので、「払えなくなって逃げた奴を捕まえ、酷い目に遭わせたらしい」という噂をよく聞いていました。

そのため、いつか自分も同じように捕まって消されてしまうのではないか?という不安は常にありましたね。

根も葉もない噂と言われればそれまでですが、本当に恐ろしかったんです。

住民票がなく病院にすら通えない

夜逃げしたあと、困った出来事はありましたか?

まずはやっぱり精神面ですね。

先ほどの「捕まってしまうかも」という恐怖だけでなく、

「これからどうしよう」「家族に何と言えば」といった不安や後悔が大きかったです。

また、夜逃げによって住所不定となったため、病院に行けないのも辛かったですね。

風邪やケガで病院にかかることができない。車中泊はそこまで衛生的ではないので、風邪をこじらせて数日寝込んだこともありました。

「住所不定である」という点が、

困難の大きな原因だったのでしょうか。

そうですね。職を失ってしまったのですが、住所が無いため正社員で雇ってもらうことも難しく、そのへんはかなり苦労しました。

仕事ができないと、生計を立てることも難しいですよね。

生活が苦しかったのはもちろん、それまで一緒に働いてきた仲間たちに感謝を伝えることもできず、一方的に裏切って逃げてしまったことは今でも後悔しています。

また、息子たちも同じ業界で仕事をすることができなくなってしまいました。

当時はとにかく、「なんとか資金繰りをしてやり過ごそう」ということしか頭になかった。

家族や仲間たちについて考える余裕が全く失われていました。

夜逃げ経験者が伝えたい「2つの事実」

住所がない、病院を受診できない、就職も難しい…。

夜逃げした人のその後には、想像以上に厳しい生活が待っているとIさんは教えてくれました。

そんなIさんが考える、夜逃げのメリットは一体どこにあったのでしょうか。

最後に、いま夜逃げを考えている人へ向けた「経験者だからこそ言えるアドバイス」と合わせて伺ってみました。

親族へもしつこい督促が

夜逃げをして、借金からは逃げ切れたんですか?

催促の電話はずっと鳴りっぱなしでしたが、一切取りませんでした。

身分証が出せませんので、携帯の番号変更もできないし、家族以外の電話は取りませんでしたね。

ご家族やご親戚にも取り立てが?

借金の催促が親族に及ばないよう根回しはしましたが、実際は「しつこく取り立てされた」と後になって聞かされました。

あとは、娘が一度放置した家を見に行ったことがあったそうですが、何事か書かれた貼り紙があったそうで。

逃げていなかったらどうなっていたか…これも今だから言えることですがね。

結果的に、夜逃げをしてよかったと?

借金から逃げられたことは、大きなメリットだったと思います。

債権者からの取り立て、給与の支払い、経営難、家族を養うこと…そのすべてが当時の私にとって重圧でした。

車の中で一人で過ごすうち、後悔の念が生まれてくるまでには時間がかかりました。

それでもそれ以上に、家族と一緒に笑顔でいる時間、取り立てに怯える恐怖からの解放が、私にとって大きな救いでした。

結論「夜逃げはおすすめできない」

では、今苦しんでいる人にも夜逃げを勧めようと思いますか?

夜逃げを考えるまでになった事情は人それぞれだと思います。

ただ、夜逃げをするからには、その後苦しむのはあなた一人ではないということを忘れないでほしい。

借金を踏み倒された相手、家族、それまで一緒に仕事をしてきた仲間たち、たくさんの人に迷惑をかけてしまうことになるのです。

逃亡してすぐは束の間、平穏が訪れます。

ああ、逃げてよかった、借金がなくなった、と心から喜ぶことでしょう。

しかしほどなく、あなた自身にも相当な精神的苦痛が訪れます。

状況によっては、借金取りから逃げられない場合や、捕まって暴行を受ける場合もあると聞きます。

なのでおすすめはできませんが、そういったリスクを冒してでも行動あるのみと言うのなら、夜逃げはひとつの再起手段となり得るのかもしれません。

でも、実際は債務整理さえ行なえば、借金を減額することもできます。

自己破産や個人再生など、私たちが知らなかっただけで、救済措置はいくらでも用意されているのです。

私は運よく夜逃げに成功した人間ですが、それでも、夜逃げする前にこういった救済措置の利用を検討すればよかった、と今でも思います。

 

それでも逃げることを選ぶなら、決して後ろを振り返ることなく、幸せになる方法を人生をかけて模索していってほしいです。

夜逃げの実態に関するQ&A

夜逃げする前と後不安だったこと良かったこと

夜逃げ経験者であるIさんのお話からは、「結果的に夜逃げによって救われたものの、そこへ至るまでには簡単に言い表せないほどの苦労と苦痛があった」と窺い知ることができました。

たとえ借金から逃げおおせたとしても、「逃げてよかった」「逃げたほうがいい」と気軽に言えるほど、夜逃げは楽な道ではないのですね。

今回は、独占インタビュー内で特に印象深かった「夜逃げ前に考えていたこと」や「夜逃げした後に思ったこと」、「あのときこうすればよかったと感じていること」の3点について、他の夜逃げ経験者であるUさんとKさんにも合わせてお話を伺いました。

お答えくださった方々の夜逃げに至った背景や夜逃げに対する意見は様々でしたが、ある点においては意外なほど共通した回答を得られたため、ひとつずつご紹介していきましょう。

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Q. 夜逃げする前に不安だったことは?

まずは、自身の借金が返済不能になり、夜逃げへと至ったUさんの回答です。

夜逃げする前一番不安だったこと:Uさん

夜逃げ最大の恐怖は、「債権者にいつ見つかるかわからないこと」だったと言います。

一時的に身を隠せたとしても、あらゆる手段で居場所を探してくる債権者に怯える日々が続いてしまうのですね。

夜逃げ前、そして夜逃げした後にも、いつ見つかるのか、見つかったらどうなってしまうのかという不安が絶えず付きまとうのが「夜逃げ」という行為なのかもしれません。

一方、当時子どもとして家族の夜逃げに巻き込まれたKさんにとっては、「周りの目」が一番気になったと話してくれました。

夜逃げする前一番不安だったこと:Kさん

悪い噂を立てられるのは、特に思春期の繊細な心には非常に大きなダメージだったことが窺えますね。

今回合わせて行った調査でも、この「債権者に見つかる不安」と「周囲からどう思われるかの不安」の2点が、特に大きな心配事だったというご意見が共通して多く挙がっています。

そしてお話を伺う限り、これらは実際に夜逃げを実行した後にも、しつこくつきまとってくる不安だと言えるようです。

取り立て相手がどこまで追いかけてくるかわからないって、

たしかにすごく怖いですよね…。

いろんなところに迷惑がかかるし、結局心が休まらないんだな。

Q. 夜逃げしてよかったと感じたことは?

続いて、実際に夜逃げをしてよかったかどうか、経験者だからこそ語れる部分を伺ってみました。

夜逃げしてよかったと感じたこと:Uさん

自身の借金で夜逃げを決断したUさんにとっては、「夜逃げによって学ぶこともあった」と感じている部分もあるようです。

一方、家族の夜逃げに巻き込まれたKさんは、「夜逃げをしてよかったことは一切ない」と言い切っています。

夜逃げしてよかったと感じたこと:Kさん

自己責任で夜逃げを決断した人と、家族の夜逃げに巻き込まれた人の間には、夜逃げに対する印象に埋められない溝があるようですね。

夜逃げを考えるなら、自分自身だけでなく、家族や周囲の大切な人にとってもそれがベストな方法なのか、問いかけてみる必要がありそうです。

劇的に状況がよくなるというより、リセットされた感じだなぁ…

夜逃げはあくまでも今の状況からの逃避。

万が一うまくいっても、それでプラスになる訳じゃないんだな。

Q. 夜逃げする前に“まずやるべきこと”は?

お二人には最後に、今だから思う「夜逃げする前にやるべきこと」は何かも伺ってみました。

夜逃げする前にやるべきこと:Uさん

夜逃げする前にやるべきこと:Kさん

夜逃げをしてよかったかどうか、の回答には少し差があったお二人ですが、意外なことに、「とにかく夜逃げはするべきではない」というご意見は完全に一致しています。

印象的だったのは、夜逃げに巻き込まれたKさんの「現代日本において完璧に逃げることなど不可能」という言葉。

はっきりした“成功”はなく、ともすれば一生逃げ続けることになり、いずれ限界を迎えるのが夜逃げなのかもしれません。

お二人とも、夜逃げをする勇気や行動力があるなら、それを債務整理に使う方がいい、と口をそろえておっしゃっていました。

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体験談から学ぶ、夜逃げのデメリット

改めておさらい。借金による夜逃げのデメリット

今回、複数の夜逃げ経験者の方にお話を伺った結果、共通して「大変だった」と感じたのは特に以下の3点だということがわかりました。

ここではこれらを“夜逃げのデメリット”と定義し、実際に何がそこまで大変なのか、リアルな状況をまとめて確認してみましょう。

1.精神的に追い詰められる

夜逃げを体験した3人からも伺ったとおり、夜逃げしても債権者から確実に逃げられるとは限りません。

たとえば夜逃げ先で住民票を移した場合、その情報を債権者に知られてしまう恐れがあります

債権者には、逃亡した債務者の住民票の開示を求める権利があるからです。

もし夜逃げした後に居場所が発覚すれば、どんな恐ろしい目に遭うか…。そんな精神状態で過ごすのは、あまりに負担が大きいのではないでしょうか。

かといって住民票を移さず、車中泊をしながら生活するというのもあまり現実的とは言えません。常に移動を続ける必要がありますし、誰かに居場所を伝えると、そこから債権者へ伝わるというリスクもあります。

夜逃げは、いつ見つかるか分からない恐怖とずっと隣り合わせで生きていかなければならないという大きな苦しみが伴う行為なのです。

これは、人によっては借金が返せないこと以上に負担が大きいと言えるかもしれません。

2.公的な身分証が作れない

身分証の提示ができない

夜逃げ中は住所不定となるため、運転免許証の更新ができず、健康保険証も無効になってしまいます

病院へ行っても保険証が提示できないため、治療費の全額を自己負担しなければなりません。

また、本人確認のための身分証がなければ、携帯電話やスマートフォンの解約手続きが行えないという問題も出てきます。

電話番号が変更できないと債権者からの督促電話を受け続けることになりますから、その分本人の負担は大きくなるでしょう。

さらに身分を明かせないために定職へ就くこともままなりませんし、子どもの進学も難しくなると考えられます。

かといって身分証取得のためにどこかへ定住すれば、債権者へ居場所を知られるリスクは大きくなる…という、八方ふさがりの状況へと陥るのです。

夜逃げによって本人確認の手段を失うことは、現代日本において特に懸念すべき事項が多いデメリットであることを知っておいてください。

3.就職先が見つからない

最近はたとえ日雇いバイトであっても、身分証やマイナンバーカードの提示が求められるようになりました。

なんとなくうるさく言われないイメージのある夜の仕事や水商売でも、金銭のやり取りが発生する以上、身元確認をするのは当然です。

男女関係なく、現代社会ではある程度自立して稼がなければ生きていけません。正社員として働けないとなると、老後の生活にも不安がよぎります。

たとえば、ドラマなどでは働き口を探すとき、住み込みで雇ってもらうような描写がありますよね。

しかし実際のところ、夜逃げをして身元が確認できない人物を雇用する経営者はほぼいないと考えるべきでしょう。

また、夜逃げ後の働き口を見つけるその他の手段としては、夜逃げ前に就職先を見つけておいたり、フリーランスとしてクラウドソーシングで生計を立てたりするアイデアが思いつくかもしれません。

しかし仮に就職した場合、その就職先には夜逃げ後どうしても迷惑をかけてしまいますし、債権者に見つかるリスクも高くなります。

クラウドソーシングを使って、インターネットへ個人情報を晒す行為も同様です。加えて夜逃げしている状態では、ネット環境を常に用意するのも難しいと考えられます。

これらのデメリットがある以上、夜逃げ後しばらくの生活はかなり厳しいものになると認識しておくべきでしょう。

一方で、Iさんの言うように自己破産や個人再生などの救済措置を利用すれば、債権者の取り立てや働き口の不安に悩まされることなく生活の再建が目指せるはずです。

夜逃げ以外で借金地獄から脱出する方法

借金から脱出するにはまず専門家へ相談

さまざまな経験談から、夜逃げをしても決して穏便な生活が送れるわけではないことがご理解いただけたかと思います。

もし今あなたが夜逃げを検討しているなら、それよりももっと現実的なところに目を向け、「借金をどうしたら返せるのか?」「減らすことはできないのか?」という視点で考え直すことをおすすめします。

借金をしている人の中には、「返済が滞っているから、延滞分の利息もかなりの金額払わなければならず負担が大きい…」と思っている人が多くいます。しかし、実は必ずしもそうとは限りません。

日本には、合法的に借金を減額できる「債務整理」という方法があるからです。

債務整理とは、「任意整理・特別調停・個人再生・自己破産」の4つからなる、債務を減額したり、場合によってはゼロにしたりできる公的な救済措置のこと。

負債額や収入の状況などによりどの方法を選ぶかは変わってくるものの、いずれの手段をとるにせよ、今よりは負担を大きく軽減できる可能性があるのです。

借金300万円が220万円に、借金600万円が0円に…そんな夢のような話が実現するかもしれません。

債務整理といえば持っている財産をすべて失うようなイメージがありますが、たとえば個人再生なら、マイホームや車などの資産を手放すことなく借金を減額できることもありますよ。

さらに、弁護士へ手続きを委任して債務整理が始まると、債権者からの直接の取り立てが一切なくなるという点も見逃せないメリットのひとつ。

平穏な日々の中で、プロに頼りながら落ち着いて借金を整理する機会を設けることができます。

債務整理の実行が認められるためにはいくつか条件があるのですが、市の法律相談や、弁護士の無料相談などで、自分は債務整理が可能かどうか、お金をかけずに相談することも可能です。

まずは今の自分にどんな適用できる救済措置にはどんなものがあるのか、勇気を出して専門家の意見を伺ってみましょう。

まとめ:夜逃げに「成功」はない

夜逃げは再起手段?リスクや不安だらけの人生になるかも…

今回、複数の夜逃げ経験者の方にお話を伺い、夜逃げには「借金から解放される」という大きなメリットがある一方、「常に不安が付きまとう」「病院にも行けず生活が苦しい」「家族や周囲にも迷惑がかかる」など、それに伴う多数の見逃せないデメリットがあることもわかりました。

夜逃げに対する考え方は様々でしたが、全員が口をそろえて語ったのは、「できるなら夜逃げはするべきではない」という意見です。

夜逃げをして得られたものに対して、失ったもの、苦悩したことのほうが圧倒的に多いというのがその理由。

夜逃げを考えるほど追い詰められているのであれば、債務整理などの公的な救済措置が使えないかどうかを、まずは調べてみるのがよいということですね。

市の法律相談や弁護士の無料相談窓口など、現在では借金の悩みを相談できる窓口が実はたくさん存在します。

本当につらい状況で追い詰められてしまっているからこそ、少しだけ周りに目を向けて、今できる最善策を検討してみてください。

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