お給料だけでは、思うような生活ができない…!
そんな人もたくさんいますよね。
なぜ、お給料だけでは足りないのか?
その理由と、具体的な対策について解説していきます!
平均的な賃金をもらえているのであれば、不測の事態でもない限りは1ヶ月分の給料でなんとかやりくりできることが多いと思います。
それなのに、「給料が足りない!」と悩んでしまうのはなぜでしょうか。
勤めている会社や雇用形態に問題がない場合、他にどんな問題が考えられるのでしょうか。
今回は、普通に働いていてもお給料が足りなくなる理由や、その状況を打破する方法をご紹介します。
「給料が足りない」の基準はどこから?
給料が足りなくなる理由は人それぞれですが、「そもそもの給料が低すぎるから」という人は多いと思います。
それでは、給料が足りなくなるような年収とは実際どれくらいなのでしょうか?
ここでは、国が発表している日本人の平均給与のデータをもとに、一般的に「給料が低い」とされる判断基準などについてご紹介していきます。
男性の平均給与は545万円、女性は302万円
平均給与には男女差があります。
令和3年分の「民間給与実態統計調査」によると、男性と女性ではおよそ年収240万以上の開きがありました。
給与所得者数は、5,270万人(対前年比0.5%増、25万人の増加)で、その平均給与は443万円(同2.4%増、102千円の増加)となっている。
男女別にみると、給与所得者数は男性3,061万人(同0.5%減、16万人の減少)、女性2,209万人(同1.9%増、41万人の増加)で、平均給与は男性545万円(同2.5%増、131千円の増加)、女性302万円(同3.2%増、94千円の増加)となっている。
女性の場合、非正規雇用の割合が多いことが平均給与が低い一因と考えられます。
男性も、実際はもっと低い人が多いのですが、超富裕層が平均を引き上げているためこの数字になっているようです。
ちなみに、独身の男性で年収545万円をもらっている場合、よほど贅沢をしない限り、それなりの余裕のある暮らしが送れると思われます。
ただし、実際の年収は年齢によっても変わり、前出の調査では20~24歳の男性の平均年収は277万円、25~29歳では393万円となっています。
ですから、若いうちは独身でもそれほど余裕はないかもしれません。
約400万円以下だと「給料足りない」人が増える
令和3年分の「民間給与実態統計調査」によると、男女合わせた日本人の平均年収は433万円です。
約400万円と考えると、月々の手取りは25万円前後ということになります。
決して低すぎるわけではないものの、家賃が高かったり、趣味にお金をかけたりしていると、足りなく感じることもありそうです。
特に、結婚して家族が増えると余計にお金がかかりますので、「年収400万円でギリギリ…」という人も多いでしょう。
各家庭の支出にもよりますが、一般的には「年収400万円を下回ると給料が足りなくなる人が増える」と言えそうです。
もちろん、非正規雇用の場合、年収400万円どころか300万円にも満たない人も少なくありません。
後述する対策を取ったり、少しずつでも貯金したりするなど、意識して支出の管理をすることが大切です。
給料が足りなくなってしまう原因5つ
どうして給料が足りないと思うのか、そう考えてしまう人の習慣や特徴を順に考察してみました。
いくつか挙げていきますので、まずはどのケースが自分に当てはまっているかを見つけてみてくださいね。
生活費に対する給料の額が少ない
稼いでいる給料に対して、生活費が釣り合わず不足してしまうケースです。
特に家族を養っている人に多いパターンだと思われます。
この場合、妻が専業主婦で一切無駄使いはしていないことを前提として説明します。
夫、妻、小学生の子供2人の4人家族で、夫の毎月の給料が18万円だと仮定しましょう。
- 食費:7万円
- 水道・光熱費:3万円
- 夫と妻のスマホ代:2万円
- 日用品代:1万円
- 授業料など諸経費:3万円
- 夫のお小遣い:2万円
計18万円!
食べ盛りの子供が2人いるため、食費が外食込みで7万円、水道・ガス・電気代など合わせて3万円、夫と妻のスマホ利用料金で2万円、日用品で1万円、授業料などの諸経費で3万円、夫のお小遣いで2万円…
既にこの時点で18万円ですので、もう残りの給料がゼロです。
これでは、妻のお小遣いにまで回せません。
食費を削るとはいえ、小学生の子供は食べ盛りで下手に減らすわけにもいきませんし、外食を月1にしても、節約できる金額は微々たるものです。
とはいえ、夫のお小遣いを減らすと夫が不満を持ってしまう…スマホの利用料金は削り切れず…。
夫も妻もいろいろと無駄削減に努力しているにも関わらず、対策しても「毎月もらう給料自体が少ない」というケースです。
浪費癖・無駄使いが多々ある
毎月もらう給料が一定で生活に困らない範囲であるにもかかわらず、浪費や無駄使いが多すぎて「給料が足りない」と嘆くケースもあります。
欲しいものを見つけたら、居ても立ってもいられず、つい後先考えずに買ってしまう。
「近々ボーナスが入るからいいや」と思い、気づいたらクレジットカードで大量の買い物をしてしまう。
このような衝動買いを繰り返した結果、金欠状態に陥ってしまう人は多いのではないでしょうか?
また、「セールで安いから」と、あれもこれも必要以上に買いすぎてしまう人も少なくありません。
しかも、浪費癖のある人の中には、「自分は浪費していない」と思い込んでいる人が多いため、改善のためにはまず「自覚」することから始める必要があります。
引き落とされるものが多い
給料をもらっている人は、毎月健康保険料などの各種保険料や、税金が天引きされていると思います。
これらはもちろん支払わなければならないお金ですが、それ以外にもコンスタントにかなりの金額が引き落としされている人もいます。
たとえば、車のローンや、毎月の携帯電話使用料、医療保険や生命保険などなど…
これらの天引きや引き落としされる金額があまりにも多すぎると、当然ながら生活費が最小限しか残らないため、必然的に給料が足りないと感じます。
たとえば、毎月の給料が22万円で、毎月天引きされる金額がAで5万、Bで3万、Cで4万、Dで6万だとしたら、自分の手元に残るのは4万しかありません。
一人暮らしならなんとかやっていけるかもしれませんが、家族を養っている人であれば生活していけませんよね。
民間の保険に入っている方は、定期的に保険内容を見直しして、必要のないものは解約することも大切です。
今月は妻、娘の誕生月。来月は息子の誕生月。一年で一番支出の多い月間です。
この間のカードの引き落とし大卒初任給二ヶ月分くらいだった傷が癒えないうちにビッグウェーブくる。。。。
— POPPO_JP@DbD PC (@POPPO__JP) September 1, 2023
金銭感覚がおかしい
無駄遣い・浪費にも通じますが、そもそも金銭感覚がまるでない人も存在します。
たとえば、お給料が出るとすぐにキャバクラで遊んでお金を使い果たしたり、ホスト遊びしすぎたり、パチンコや競馬で給料を全額はたいたり…。
また、給料に見合わない額の物を平気でローンで購入する人もいます。
これでは、いくらお給料をもらっても足りるはずがありませんよね。
結果的に、カードローンで借り入れて自転車操業状態になってしまう人も…。
状況を改善するためには、本人の自覚と強い意思が必要です。
旅行・結婚式などの臨時出費
結婚式やお葬式、車や家電の故障による買い替えなど、臨時出費が重なってしまうこともあります。
しかし、これは本人が悪いわけではありません。
毎月の生活費に余裕があるにもかかわらず、たまたま資金が不足してしまっただけなので、翌月から調整すれば大丈夫でしょう。
旅行など、ほんの時々のレジャーで出費がかさむ月もありますが、この場合もきちんと計画性があるなら大きな問題にはなりません。
「給料が足りない」を抜けだすための対策
給料が足りないと感じる場合、借金に走らないためにも、何かしらの対策を講じる必要があります。
それぞれの原因に応じて、以下の3つの対策のいずれかを実行しましょう!
生活習慣を見直す
無駄遣いが多い人の場合、まずは生活習慣を見直すことが第一です。
たとえば、ギャンブルをしすぎてしまう人は、せめて月1回だけに抑えるようにしましょう。
衝動買いが多い人は、買いたいものを毎月1つだけに絞り、「今月の自分へのご褒美」として特別に買うようにします。
外食が多い人も、月1回だけご褒美として行くようにすればOKです。
お酒をよく飲む人は、酒代だけで毎月かなりの金額がかかる上、飲みすぎは体に影響を及ぼすこともあります。
酒を断つ、または量を減らすことで、生活習慣を見直すと同時に無駄な支出も抑えられるでしょう。
アルコール依存症になっているような場合は、迷わず病院で相談し、しかるべき治療を受けてください。
習慣的な多量飲酒が原因でお酒により脳がハイジャックされた状態です。そのため、自分の意思ではお酒の飲み方をコントロールできなくなります。本人の意志の弱さやだらしなさが原因ではありません。アルコール依存症は、習慣的に多量飲酒をする人であれば誰でもなる可能性があります。
副業を始める
お給料自体が少ない、または削れる出費がない人は、副業をして収入を増やす必要があります。
最近はインターネットを活用することで、さまざまな副業が可能になりました。
- データ入力
- イラストを描く
- ライティング・翻訳
- 写真を撮って販売する
- アクセサリーを作って売る
- ネットオークションやフリマアプリで不用品を売る
- レシピ動画を投稿する etc…
クラウドソーシングサイトやネットオークション、動画サイトなど、お金を得られる場所はたくさんあります。
ネットを通した副業なら、空いた時間に自宅でできるため、会社勤めしている方にも便利です。
自分の適性に合った副業がきっと見つかりますので、まずはリサーチしてみてくださいね。
家計簿をつける
つい無駄遣いをしてしまう人は、まず現状を知るためにも、家計簿をつけることをおすすめします。
自分で家計簿をつけることで、これまで見えていなかった無駄な支出をあぶり出せるはずです。
1ヶ月だけでは、どれが本当に無駄な支出なのか判別しにくいため、最低でも3ヶ月はつけるようにしましょう。
そうすると、どれを削れるのかが自分で理解できるようになります。
ちなみに、家計簿は主婦がつけるものだと思っている人は間違いです。
男性でも、無駄をなくすために家計簿をつけることをおすすめします!
今は家計簿アプリがいくらでもありますので、スマホで簡単に管理できますよ。
レシートをカメラで読み取るだけでデータが自動入力される便利なアプリもありますから、面倒くさがりな人は試してみてくださいね。
みんな見てくれ!
これが一般的な共働きファミリーの家計簿らしい! pic.twitter.com/xfhbPZOML7— ビンボー父さんの副業生活 (@binbo_tosan) November 6, 2023
正社員登用や転職を目指す
今の給料が低すぎて生活がカツカツなら、非正規雇用の人は職場内で正社員登用を目指したり、思い切って別会社・別業界に転職するのも一つの方法です。
アルバイトやパートとして働き始めても、途中から正社員になれるチャンスがある職場もたくさんあります。
どのような条件になっているのか、まずは情報を収集しましょう。
今の職場でキャリアアップが見込めない場合は、他の仕事にも目を向けてみてください。
特別なスキルや資格がなくても、業界経験で優遇される場合もあるため、まずは自分がどのくらいの年収になるのかリサーチしてみることをおすすめします。
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まとめ|給料が足りない場合は副業も視野に
毎月の給料だけでは足りないと思っている人のタイプは、大きく分けて2つあります。
1つは自分自身に落ち度がある場合。
もう1つは、最大限無駄を省いて努力しているにもかかわらず、収入自体が少ない場合です。
前者は自分自身が良い方向に変わらないと、一生お金に困り続ける可能性があります。
借金苦に陥る前に、家計簿をつけたり、生活習慣を見直したりして、改善することが大切です。
一方、後者の場合、もっとお給料が多い会社に転職するか、副業をして別な収入源を作る必要があります。
自分の現状に合った方法を選んで、お金の悩みから脱出しましょう!