スマホに「0669442232」からの着信。
知らない電話番号だからと思って無視していたら、何度も掛かってきて不審に感じたという人もいるのではないでしょうか。
もしかしたら着信拒否設定にしてしまった人もいるかもしれませんね。
でもちょっと待ってください。
0669442232の電話を無視し続けると、かなり大変なことになる可能性があります。
ここでは「0669442232」がどこからの電話なのか、なぜ無視すると危険なのかについて詳しく解説していきます。
0669442232はJCBカードの電話番号
0669442232を電話番号検索サイトでチェックしてみると、「JCB カード遅延者宛の督促」と表示されます。
どういうことなのか、口コミをいくつか見ていきましょう。
JCBの人で社内にカードローン等支払いが滞っている人がいて本人と連絡がつかないのでどうも掛けてきたみたいです。
督促の電話は個人情報なので本人に通知しても支払ってもらえない、遅延が続く等の場合のみ会社に本人宛で掛かって来ます。
本人に連絡がついてる時は会社に来ません。
本人と支払いの話しあいが出来ない場合なんかに電話が来ます。
ただその時に督促の電話とわからないように個人名で掛けてきます。
口コミの多くが、職場にかかってきた電話のようで、おそらく本人に繋がらないので勤務先に電話をしてきたと考えられます。
勤務先への電話ですのでJCBだとわからないように配慮して、会社名を名乗らないことから、不審に感じた人も多いようです。
JCBでの支払いを延滞したときに、督促として掛かってくる電話番号であることはほぼ間違いありません。
心当たりがある人もそうでない人も、まずは電話に出るようにしましょう。
0669442232から電話がくる理由は?
JCBからの電話といっても、要件が支払いの督促とは限らないのでは?と思うかもしれませんが、0669442232は延滞したときの督促のみに使われる電話番号です。
その他の理由で電話が掛かってくることはありません。
JCBから別の要件で電話が掛かってくる場合には、下記の番号が使用されます。
JCBから次のいずれかの電話番号を使用して、お電話を差し上げる場合がございます。
電話番号 電話の内容
- 0120-505-879
- 0120-214-110
- 0120-921-130
カードの利用状況について
- 0120-886-120
- 0120-309-550
カードの差し替えについて
- 0120-133-616
- 0120-270-447
- 0120-225-687
郵送物がJCBへ戻った際のご連絡
この他に、JCBカードを発行する際に、本人確認として「0669422136」の電話番号から電話が掛かってくることもあります。
どの番号も重要な連絡ですので、着信履歴が残っていた場合には、自分から掛け直すのがおすすめです。
0669442232からの電話を放置すると?
JCBからの督促だとわかったら、余計に電話に出たくないという人もいますよね。
支払わないといけないのはわかっていても、無い袖は振れない。だったら無視や放置をして、そのまま逃げ切りたいという人もいるはずです。
でも着信を無視し続けると大変なことになります。
具体的にどのような状態になってしまうのか、詳しく見ていきましょう。
①連絡が取れるまで督促が続く
ヤミ金から借りたお金を延滞すると厳しい取り立てが待っていますが、JCBの場合には自宅まで取り立てにくるようなことはありません。
その代わり、連絡が取れるまで電話や郵便物で督促が続きます。
そのような状態になると該当するJCBカードの使用が止められてしまい、さらにはクレジットカード払いになっているサービスも止まるので、人によっては生活に支障をきたすことにもなりかねません。
②遅延損害金が発生し続ける
JCBは延滞すると遅延損害金が発生します。
これはJCB会員規約にも記載されていることですので、JCBカードを契約した時点で同意したことになり、支払いの拒否はできません。
遅延損害金の算出方法は下記になります。
- ショッピング1回払い、ショッピングリボ払い:年14.6%
- キャッシング1回払い、キャッシングリボ払い:年20.0%
- ショッピング2回払い、ボーナス1回払い、ショッピングスキップ払い:法定利率
引用元:JCB「会員規約(個人用)」
元金に対して上記の利率を掛け、計算式の日数で割ってみて下さい。
例えばショッピング1回払いで3万円を延滞したとすると、遅延損害金は1日あたり12円。
たった12円と思うかもしれませんが、支払いが完了するまでこれが毎日積み重なっていきます。
③61日以上経過すると「ブラック入り」
少しくらいの延滞なら、ただの入金忘れやなんらかの事情があると判断して、粘り強く督促をしてくるだけです。
しかし延滞日数が61日以上になると、JCBは個人信用情報機関のCICに延滞があったことを登録します。
これはいわゆるブラック入りした状態です。
ブラック入りすると、金融機関の審査に通らなくなるため、新規でクレジットカードを作ることも、各種ローンを組むこともできなくなります。
延滞の履歴は5年間残り、その履歴が消えるまでは不便な思いをすることになるので、ご注意ください。
④債権回収業者から連絡が来る
督促を無視し続けると、JCBは回収を債権回収業者や弁護士に委託します。
このため、JCBからの督促が止まる代わりに、債権回収業者や弁護士から電話や郵便物が来ることになります。
債権回収のプロが担当することになるため、JCBよりも厳しい督促がありますが、この時点で対応しておけばまだ大事にはなりません。
⑤裁判を起こされる
債権回収業者や弁護士からの連絡を無視したり、指定された支払い期限までに入金できなかったりした場合には、裁判を起こされてしまいます。
延滞したくらいで裁判になるの?と思うかもしれませんが、これを放置するとJCBも商売にならないので、裁判になる可能性は高いと考えてください。
裁判になる場合には、裁判所から「訴訟予告通知」が届きます。
これは「訴訟を起こしますよ」という事前通知で、いつ訴訟を起こされてもおかしくありません。
実際に訴訟になる場合には、訴状が送られてきて、これを無視したとしても裁判はスタートします。
⑥給与・財産の差し押さえ
延滞で裁判になった場合には、延滞した人が100%悪いとして、まず間違いなく支払いを命じられます。
ここで支払いをしなかった場合には、強制執行として給与や財産の差し押さえがスタート。
財産がなくても給与があるなら、手取り額の25%を強制的に天引きされてしまうのです。
給与の差し押さえは天引きですので、勤務先に延滞して裁判になったことが伝わるという問題もあります。
それで解雇されることはなくても、社内での信用が失われてしまうため、昇進できなくなる可能性もゼロではありません。
このように、0669442232からの着信を無視し続けたことで、裁判にまで発展する可能性があります。
このような事態にならないためにも、必ず電話に出て対応してください。
0669442232へ折り返し電話をかける時の対応方法
0669442232の着信があったときには、できるだけすみやかに折り返し電話をかける必要がありますが、何も考えずに電話を掛けても状況は改善しません。
最悪の状態を招かないためにも、きちんと下記の準備をしたうえで応対しましょう。
まずは滞納の現状を確認する
まずは現状を把握することが大切です。
督促状などが届いている場合には、いくら滞納しているのか、遅延損害金がいくらになるのかを確認しましょう。
こういうときには現実から目を背けたくなりますが、それでは何も改善できません。
現状を把握して、どのようにすれば支払えるのかを考えてみることが大切です。
家族や友人に借りるのでもいいですし、休日に日払いバイトをするのでも構いません。
支払いのためにできることを考えて、いつ頃なら支払えそうかを計算しておきましょう。
電話で支払う意思があることを伝える
支払いできそうな日が決まったら、0669442232に折り返し電話を掛けてください。
0669442232に繋がらない場合には、クレジットカードの裏面に記載されている電話番号でも構いません。
折り返し電話では、支払う意思があることを伝えるのも忘れないでくださいね。
このとき、いつまでに支払うかを伝えることで、一旦0669442232からの着信が止まります。
ただし、その期日にも支払えない場合には、債権回収業者や弁護士に回収を委託される可能性があります。
支払いの期日を伝える際は、必ず支払える日程で約束をするようにしましょう。
どうしても返済が厳しい場合の対処方法
延滞期日が61日以内であれば、金融ブラックになることもありませんので、できるだけそれまでに返済したいところです。
ところが病気やケガなどで一時的に収入がストップしている場合には、とても返済できそうにありませんよね。
ここでは、そういう場合にどう対処すればいいのか、その対処方法をご紹介していきます。
①クレジットカード現金化を利用する
もしJCB以外のクレジットカードを持っているなら、そのクレジットカードを現金化するという方法があります。
クレジットカードの現金化手法は下記の2通りがあり、最短即日で現金が手に入るので、JCBの延滞をすぐに解消することが可能です。
買い取り型 | 現金化業者が指定する商品をクレジットカードで購入し、それを業者に買い取りしてもらう。 |
キャッシュバック型 | キャッシュバックが付いた商品を、現金化業者からクレジットカードで購入する。 |
いずれの方法も翌月以降に支払いが待っており、支払いそのものがなくなったわけではありません。
しかも手数料も発生するので何度も利用すると、生活が苦しくなるといったデメリットもあります。そういう意味では、ボーナス前など確実に支払いできるときにおすすめです。
現金化業者のなかには悪徳業者も少なからず紛れ込んでいます。
利用する際は必ず口コミを確認してから利用するようにしましょう。
②カードローンを利用する
同じくJCB以外のクレジットカードを持っているなら、クレジットカードのキャッシング枠を使ってください。キャッシングなら、審査もなく確実に現金が手に入ります。
キャッシング枠のあるクレジットカードを持っていないなら、カードローンを利用しましょう。
カードローンは金利が低く、分割での返済もできるのでJCBへの支払いが高額な場合にも有効です。
ただし審査があるため金融ブラックだと、確実に審査落ちします。このため延滞日数が61日になる前に申し込む必要があります。
ちなみに大手消費者金融の多くが初回限定で金利が0円になるキャンペーンを開催していますので、そちらを利用するのもおすすめです。
審査のハードルも比較的低いので、安定収入があるなら消費者金融からの借り入れも選択肢に入れておいてください。
③債務整理を検討する
クレジットカードの現金化やカードローン、キャッシングも確実な収入を期待できる場合には有効ですが、収入が完全に止まっている場合には利用できません。
仮にお金を借りられたとしても、返済できずに行き詰ってしまいます。
もし収入が途絶えているのであれば、返済するのではなく債務整理という選択肢もあります。
任意整理にすれば利息や遅延損害金を0円にしてもらえる可能性があり、自己破産なら借金そのものがなくなります。
もしJCBへの支払いがどうしてもできそうにないなら、まずは借金問題に詳しい弁護士に相談してみましょう。
初回相談は無料で対応してくれる弁護士事務所もありますので、どうにもならない状態に追い込まれたら、躊躇せずにサポートしてもらいましょう。
まとめ:0669442232の電話には早急に対応!
0669442232の着信はJCBからの督促で、無視していても何度も電話が掛かってきます。
それでも応対しなかった場合には、債権回収業者または弁護士に債権回収を委託され、最悪の場合には裁判になって、資産や給与を差し押さえられてしまいます。
ヤミ金のような厳しい取り立てではないため、放置していたら延滞が会社にバレて取り返しのつかないことになる可能性もあります。
そうならないためにも、着信履歴に0669442232があった場合には、自分から電話を折り返し、返済の意思があることといつまでに返済できるかを伝えるようにしてください。