「ペイディを使ってみたいけど、検索すると‟やばい”、‟詐欺”といった言葉がでてきて不安に思っている」という方もいるでしょう。
残念ながら、あと払いサービスやキャッシングサービスをおこなう会社のなかには、実質闇金のような危ない現金化業者もいるのが実情です。
しかし、ペイディは正規のあと払い業者で、正しい使い方をすれば何も問題ありません。
当記事では、ペイディがやばいと言われる原因と、もし不安な状況になったときにはどうすればよいのか、についてお伝えしていきます。
これからペイディの利用を考えている方は、ぜひ当記事を読んで不安要素を取り除いてください。
消費者庁「違法な貸付(ファクタリング等)や悪質な金融業者にご注意ください!」
Paidy(ペイディ)がやばいと言われる3つの理由
違法ではない正規のあと払いアプリであるペイディですが、「やばい」「怖い」と言われるには、主に次の3つの理由が考えられます。
決して「怪しいサービスだから」というわけではありませんので安心してください。
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過去に詐欺に利用された出来事があるから
2020年1月ごろ、ペイディの便利なあと払いシステムを悪用した詐欺行為が横行し問題となりました。
詐欺師が悪いのはもちろんのこと、ペイディ側にも問題があるのでは?という声も多くあがり、ペイディに対して疑心を抱いた方も多かったでしょう。
しかしこの事件を受け、ペイディではセキュリティを強化するため、本人確認が必要なペイディプラスの提供を開始しました。
運転免許証などの本人確認書類に加えAI顔認証機能を実装した本人確認システムで、より安全性の高いサービスが可能となっています。
そのため、現在ではペイディの利用に問題はありません。
ペイディを騙る不審なメールが届くから
フィッシングメール詐欺にペイディの名前が利用されることが多々あることから、‟ペイディが危険である”という声が挙がります。
しかしこのケースでは、ペイディに非はありません。
フィッシングメール詐欺とは、あたかも実在する公式企業からのメールだと偽ってニセモノの電子メールを送り、クレジットカード番号やパスワードなどを盗み出す行為のことを言います。
ペイディが悪用された事例では、「利用制限解除の手続き」と称してアカウントの再設定を促すようなニセモノのメールが届くことがあります。
このようなペイディから身に覚えのないメールが届いても、決して個人情報の入力などをしないようにしましょう。
参照・参考:総務省 国民のための情報セキュリティサイト「フィッシング詐欺に注意」
ペイディ公式「【ご注意ください】ペイディを装った不審なメール・SMSについて」
支払いに遅れた場合、ペナルティがあるから
ペイディは商品を購入した後で支払いをするあと払いアプリです。
もし支払いに遅れたり、意図的に支払いから逃れようとした場合には、相応のペナルティが科せられます。
具体的には後述しますが、遅延損害金が発生したり、ローンの審査に影響が出たりと、今後の生活にさまざまな支障がでる可能性があります。
ただこれは、支払いに遅れなければ何も問題ない話です。
ペイディプラスでは手数料のかからない分割払いにも対応しているため、無理のない返済プランを立てればトラブルを起こさずに済むでしょう。
ペイディで知らぬ間にAmazonプライム料金引き落とされたまま気づかず半年くらい過ごして昨日400円近い手数料払って遅延込み700円程度払ってきたけど利用停止なってて草だよ🎶
— み (@tnmy102) October 20, 2023
Paidy(ペイディ)のサービス内容を簡単におさらい
ペイディは、電話番号とメールアドレスが用意できれば、スマホひとつで買いものができるあと払いサービスです。
あと払いなので、いま手元にお金がなくても買いものをすることができます。
支払い方法は、翌月にコンビニや銀行振込、口座振替でおこなえばOKです。
さらに本人確認を済ましてペイディプラスにアップグレードすれば、Visaマークのあるネットショップやリアル店舗で使えるペイディカードを発行でき、クレジットカードと同様な使い方が可能となります。
ペイディプラスでは分割払いに対応しており、使い過ぎを防止する便利な予算設定機能も使用できます。
Paidy(ペイディ)後払いの支払いに遅れたらどうなる?
もし支払い期日を過ぎてしまった場合、まずはEメールとSMSで支払いを催促する連絡が届きます。
この時点で支払えば、遅延手数料が発生する可能性はありますが、さほど大きな問題にはなりません。
しかし、こういった連絡を無視し続けた場合には、下記のような事態が起こりうるので注意してください。
遅延損害金が発生、手数料も追加支払いとなる
支払いに遅れた場合には、遅延損害金が発生します。
ペイディの規約によると、年率14.6%の遅延損害金を請求されることになっているため、支払い金額が大きかったり、遅延日数が伸びれば、その分高額の損害金を支払うことになるでしょう。
第7条(遅延損害金)
利用者が代金等債権のお支払いを遅滞した場合には、当社は利用者に対し、約定返済期日の翌日より支払いに至るまで、年14.6%の割合による遅延損害金をご請求させていただきますので、あらかじめご了承ください。
出典:ペイディ利用規約
また、利用者が遅延したときの回収にかかる手数料や費用も追加で支払わなくてはなりません。
不払いの代金を一括支払いする必要がある
ペイディプラスでは3回または6回の分割払いが可能ですが、一定期間以上の支払いが遅延した場合には未払いの残金をただちに一括で支払う必要があります。
これは「期限の利益喪失」といい、ペイディの規約でも次のように定められている事項です。
第22条(期限の利益喪失)
1.会員は、次のいずれかの事由に該当したときは、当然に本規約に基づく債務について期限の利益を失い、直ちに債務を履行するものとします。
(1)本サービス利用の会員が債務の支払いを遅滞し、当社から20日以上の相当な期間を定めてその支払いを書面又は電磁的方法で催告されたにもかかわらず、その期間内に支払わなかったとき(なお、本規約への同意をもって、会員は、本号に定める催告を、当社が電磁的方法によって行うことを承諾したものとします。)。
出典:ペイディプラス利用規約
信用情報に掲載され、今後のローンの審査にも影響が出る
ペイディは個人信用情報機関に加盟しているため、利用者は支払能力・返済能力に関する調査に使用する目的として信用情報を登録することに同意しています。
つまり、もし支払いの遅延が悪質とみなされた場合、信用情報に悪い履歴が残ることになるのです。
そうなった場合、クレジットカードの利用が制限されたり、住宅ローンの審査に通らなくなったりする恐れがあり、今後の生活に大きな支障が出るでしょう。
参照:ペイディ 個人情報取扱いに関する同意条項(立替払い方式)第4条(指定信用情報機関への登録・利用)
Paidy(ペイディ)が支払えない時の3つの対処法
このように、ペイディの支払いが遅れるのはマズいのですが、どうしても支払い期日に間に合いそうもない場合もあるでしょう。
そういったときの対処法を3つお伝えします。
友人・知人に一時的にお金を借りる
まずは、友人や知人にお金を借りる方法です。
関係性にヒビが入ってしまう懸念がありますが、さほど大きな金額でなければ貸してくれる身近な人もいるのではないでしょうか。
また、利子がかからないため、返済が楽に済むといった利点もあります。
もちろん借りるのは一時的なもので、収入があったら必ずすぐに返しましょう。
カードローン・消費者金融を利用する
身近な人から借りることに抵抗がある場合には、消費者金融やカードローンの利用を検討してください。
少ない金額であれば利子がすぐに大きく膨らむ可能性は少ないですし、30日間は利息が無料という消費者金融も多く存在するためおすすめです。
不要な物を売ってお金を作る
家に不要なものが多く眠っている場合には、メルカリやヤフオクで売る方法もあります。
誰かに迷惑をかける心配もなく、新たな返済が発生するわけでもありません。
ただしメルカリなどで売る場合、実際に売れるまでに時間がかかったり、思うような金額で売れなかったりすることもあるでしょう。
また、慣れない人にとっては手間がかかる方法でもあります。
後払い現金化業者を利用してお金を作る
後払い現金化業者を利用してお金を作るのもひとつの方法です。
後払いアプリや携帯キャリア決済、クレジットカードを専門業者で現金化すれば、最短即日でお金を得ることができます。
後払いで現金化する際は、以下の業者の利用がおすすめです。
Paidy(ペイディ)がやばいと感じた時の対処法
先述したとおり、現在のペイディは正しい使い方をすれば何も問題のないサービスです。
しかし、利用後に「やばい、どうしよう」と感じてしまうこともあるかもしれません。
そのようなときでも、次の対処法を覚えておけば安心です。
身に覚えがない請求は詳細を確認
「なにもペイディで購入していないのに、支払い請求が届いた」
そんなときは、まず本物のペイディから届いたものかを確認しましょう。
本物のペイディからの請求だった場合、第三者があなたの個人情報を使って支払いをしようとしている可能性があります。
また、ペイディの名を騙った架空請求の可能性もあります。
架空請求はメールやハガキで身に覚えのない支払いを要求される詐欺の手口です。
消費者センターなどでも注意喚起がされていますので、心当たりのある方は相談してみてください。
ペイディ名の不審なメールは安易に開かない
架空請求の場合と同様に、フィッシング詐欺目的の不審なメールが届くことがありますが、安易に開かないようにしましょう。
ペイディの名が書かれているからといって、本当にペイディ公式から届いたメールとは限りません。
もし怪しいメールを受け取った場合には、必ずペイディアプリから正しい利用状況を確認するようにしましょう。
不審なメールを受け取った際の対処法はペイディ公式サイトでも案内がありますので、参考にしてください。
参考:ペイディ「ペイディを装った不審なメール・SMSについて」
購入した覚えがない商品が届いたら受取拒否で、ペイディに連絡を
もし身に覚えのない支払い請求をされただけでなく、購入した覚えがない商品まで届いた場合には、その商品を安易に受け取ってはいけません。
各配送会社では、身に覚えのない荷物や郵便物を受取拒否することができます。
例えば日本郵便の場合、郵便物に署名と「受取拒絶」の文字を記載したメモを貼り、配達担当者に渡すか郵便ポストに投函すれば差出人へ返還してくれる対応となっています。
迷惑な郵便物等が届けられた場合、受け取りを拒絶することができます。
郵便物等に下記事項を記載したメモ、付せんを貼り付け、配達担当者にお渡しいただくか、郵便窓口にお持ちいただくか、郵便ポストに投函していただければ差出人さまへ返還します。
引用:日本郵便「Q.架空請求、いたずら等、迷惑な郵便物を届けてほしくないのですが、どうすればよいのでしょうか?」
そのうえで、ペイディアカウントを不正に使用された形跡がある場合には、ペイディにも忘れずに連絡をしてください。
まとめ:正しい使い方をすればペイディ(Paidy)はやばいものではない
過去に詐欺事件に利用されたこともあり「ペイディはやばい」との声が挙がることがあります。
しかし現在ではセキュリティを万全にしており、問題なく利用することができます。
もしペイディの名前を騙ったフィッシングメールや架空請求が届いたとしても、適切な対応をとれば被害に遭うことはありませんので安心してください。
ただし支払いが遅れれば、遅延損害金が発生したり、今後ローンを組むのに影響が出たりする可能性があります。
無理な買いものはせず、正しくペイディを使用しましょう。