利用者が年々増え続けているPayPay(ペイペイ)ですが、実は3種類あるPayPay残高のうち、PayPayマネーしか現金化することが出来ません。
今回はPayPayマネー残高を銀行で出金する方法から、通常なら出金できないPayPayポイント・マネーライトを出金する裏ワザまで、分かりやすく解説していきます!
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PayPay現金化方法3選。マネーライト出金の裏ワザを大公開!
ここからは、PayPayマネーライト・PayPayポイントの現金化方法について解説していきます。
PayPayマネー以外を現金化する方法
①【即日】PayPayカードを使って現金化する
PayPayカード(PayPayあと払い)は、2022年2月よりサービスが開始されたPayPayの後払い(BNPL)決済サービスです。
そんなPayPayカードを使った現金化方法について、順を追って解説していきます。
【簡単!】PayPayカードの現金化方法
1.PayPayカードに登録する
まずは、現金化をスムーズにするために「PayPayカード」への申し込みを済ませておきましょう。
申込画面に進むには、PayPayを起動したときのホーム画面に並んだアイコンから「…」をタップし、「あと払い」の項目に進んでおく必要があります。
その後の流れは、以下の通りです。
この後審査が完了すると、PayPayアプリのホーム画面に案内が出て、クレジット(旧あと払い)が使えるようになります。
支払い画面に移り、「PayPay残高」をタップしてクレジットを支払い方法に指定すれば、後払いで決済を行うことが可能です。
2.商品を買う
PayPayカードが使えるようになったら、街のお店やネットの通販サイトで必要な額の商品を購入しましょう!
PayPayは百貨店や家電量販店でも使えますので、ブランド品のバッグや値段の高いイヤホンなど、かさばらず持ち歩きやすい・梱包しやすいものがおすすめです。
逆に大量の服やすぐに中古相場が下がりやすい本などを買ってしまうと現金化に苦労するので、「希望価格を満たせば何でもOK」という訳ではありません。
また、買取業者に持ち込むと新品でも購入価格より少し低い値段で買い取られてしまいます。
現金化したい金額の1.2倍程度になるよう、購入金額を計算しておくことが大切です。
3.購入した商品を買い取って貰う
お目当ての商品を購入出来たら、業者に持ち込んで買い取って貰いましょう。
ただし、急いでいても一般的な買取店に持ち込んですぐ売ってしまうのはオススメ出来ません。
可能であれば複数店舗を回って相見積もりを取ったり、ジャンルごとの専門買取店に持ち込み少しでも高い換金率で買い取って貰うようにして下さい。
また、宅配買取の場合も余裕があれば「一度見積もりを行い、金額に納得出来なければ返品も可能」な業者を選ぶのがベターです。
4.現金化完了!
無事に買い取って貰えたら、PayPayカードを使った現金化は完了です!
クレジット機能で支払った金額は、翌月の27日までに口座に入金しておけばOK。
また、万が一27日までに間に合わないという場合でも、後からリボ払いに変更することが出来ますよ。
②Yahoo!ショッピングで商品を買って現金化する
PayPayを使って現金化する際、特におすすめなのが「Yahoo!ショッピングを使った現金化」です。
実は、Yahoo!ショッピングは他のサイトで禁止されがちな『ギフト券・金券』を買えるんです!
中にはメールでギフトコードを送ってくれる所もあるため、家から出ずにスマホ完結で換金することが出来ます。
Yahoo!ショッピングで現金化する手順
- Yahoo!ショッピングで必要な額の金券・ギフト券を買う
- 商品を発送して貰うか、メールでコードを教えて貰う
- 専門の買取業者に持ち込み、現金化完了!
\ギフトコードを換金するなら/
VJAギフトからiTunesカードまで、種類も豊富です。
発送の場合は送料がかかる場合もあるので、忘れず確認しておきましょう。
GooglePlayのギフトコードなどをアカウントに紐づけてしまうと、業者に持ち込んでも現金化出来なくなります。
商品を購入後にコードをEメールで送って貰ったら、未使用のまま買取業者のところに持ち込むようにして下さいね。
【要注意】現金化したい金額より「少し高め」のものを買おう
上で紹介した業者のサイトを見てみると、各ギフトカードの換金率が初回90%前後になっているのが分かります。
業者も利益がないと事業を続けられないので、約1割程度は手数料としてもらう必要があります。
そのため、1万円の現金が欲しい!と思っても、実際には9000円程度しか入金して貰えないわけです。
ギフトカードを購入する際には事前に業者のサイトをチェックしておき、購入金額が「振り込んで欲しい金額より少し高め」になるようにしましょう。
③飲み会の支払いをPayPayにする
もし近日中に飲み会や食事会があるなら、あえて幹事を引き受け「支払いをPayPayにする」のも一つの方法です。
少々「セコい」方法にはなりますが、これで数万円の現金を手に入れることが出来るという訳ですね。
またPayPayでの支払い時に「あと払い」を利用しておけば、実際の支払いを更に引き延ばすことも出来ます。
お金が無いけど借金は嫌だ!という場合におすすめの方法です。
トラブル回避!事前にチェックしておくポイントは?
とはいえ、他の人を巻き込んで現金化を行うのはトラブルになるリスクもあります。
実際に現金化する前には、以下のことに注意しておきましょう。
また、ごくまれに「この人、現金を持ってないんじゃ?」「大丈夫かな」と疑われる可能性もあります。
支払いはなるべく1人で行うようにし、サッとスマートに済ませてください。
PayPayマネーを現金化する方法
ここからは、「PayPayマネー」の現金化方法についてお伝えしていきます。
基本的には、PayPayアプリから出金申請を行えばOKです。
ただし、本人確認や出金用口座の登録が終わっていないとすぐに現金化出来ません。
PayPayマネーをアプリから出金する手順
申請が完了すれば、通常1~2営業日以内に指定した銀行口座へ入金されます。
ただし、土日や祝日を挟んでいたり、システムトラブルが起こった際には更に時間がかかることも考えられます。
すぐにお金が必要な場合は、出来るだけ早く出金申請を行っておくようにしましょう。
PayPayで本人確認を行う手順
- PayPayアプリを開き、中央部分のメニューから「…(すべて)」を選ぶ
- 画面を下までスクロールし、「本人確認」をタップ
- 利用する本人確認書類を選択
※マイナンバーカード・運転免許証・運転履歴証明書から選べます - 画面に従って情報入力・写真の撮影
- 申請完了!
PayPayの本人確認には、最短で当日~3日程度かかります。
「今日中にPayPayから出金したいのに本人確認が終わらない!」ということもあり得ますので、必ず余裕を持って申請するようにして下さいね。
PayPay残高の現金化にかかる日数は?
PayPay残高の現金化にかかる日数は、PayPayマネー出金先の金融機関をどこに設定するかにかかっています。
最短での現金化を望む方はPayPay銀行がベストで、早ければ最短即日での出金が可能です。
その他の金融機関の場合、最短でも翌日の出金となってしまいます。
またゆうちょ銀行を指定する場合が最も長く、3日ほど出金までに要する場合があります。
PayPayユーザーなら、手数料の面から見ても、PayPay銀行に口座を持っておいて損はないですね!
対象は「銀行や売上金からチャージしたPayPayマネー」
PayPayマネーの出金手順について解説してきましたが、最後に「そもそもPayPayマネーとは?」について改めてご紹介します。
PayPayマネーは、以下の手段でチャージされたPayPay残高のことを指します。
PayPayマネーの対象となるチャージ方法
- 銀行口座
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- ヤフオク!の売上金
- PayPayフリマの売上金
おおまかにいうと、「自分が実際に持っているお金」「実際に持っているものを売って得たお金」が対象になるということですね。
クレジットカード等を使ってチャージしたお金をPayPayマネーにしてしまうと、銀行から出金できるため簡単に現金化出来てしまいます。
そのため、クレジットカード・キャリア決済でチャージした残高は「PayPayマネーライト」と呼ばれ、出金できないようになっているのです。
PayPay(ペイペイ)マネー現金化(出金)の注意点
このようにPayPayマネーはとても簡単に現金化することができますが、いくつかの注意点があるので一つずつ見ていきましょう。
現金化(出金)スケジュールについて
出金手続きをしてから振込が完了するまでの時間は金融機関によって異なります。
PayPay銀行であれば即時入金となりますが、ゆうちょ銀行の場合は最大4営業日後に振込が実施されます。
金融機関 | 振り込み実施日 | |
出金手続き:午前5時まで | 出金手続き:午前5時以降 | |
PayPay銀行 | 即時 | |
ゆうちょ銀行 | 3営業日後 | 4営業日後 |
上記以外の金融機関口座 | 翌営業日 | 翌々営業日 |
出典:PayPayヘルプ「出金のスケジュール・明細の表記が知りたい」
PayPay銀行以外は出金手数料が必要
PayPayマネーを出金する際には、100円の手数料がかかります。
そのため、最低出金額は100円からと定められています。
出金の際には以下の手数料がかかります。
PayPay銀行 0円 PayPay銀行以外の金融機関 100円
上記にある通り、PayPay銀行へ出金する場合には手数料は0円となります。
出金の際にはPayPay銀行を利用するのがおすすめです。
古いチャージ分は出金できない場合も
PayPayでは、2019年9月29日以前は出金システムがなく現金化することができませんでしたが、9月30日に残高利用規約が改定されると同時にPayPayマネーが誕生し、残高を出金できるようになりました。
そのため9月29日以前から保有していた残高は、PayPayマネーではないために出金ができません。
古くから保有している残高がある場合にはPayPayマネーかどうかを確認しておきましょう。
PayPayの残高ごとの違い
先ほどお伝えした通り、PayPay残高には3つの種類があります。
とはいえ、「PayPayマネー」「PayPayマネーライト」など、名前を言われただけでは違いが良く分かりませんよね。
ここからは、それぞれの残高の違いや現金化の可能性についてご紹介します。
PayPay残高の違いまとめ
PayPay残高の種類
- PayPayマネー(出金OK)
→銀行や、ヤフオク!での売上金からチャージした残高 - PayPayマネーライト(出金不可)
→PayPayカードでチャージした残高 - PayPayポイント(元PayPayボーナス)(出金不可)
→特典・キャンペーンで獲得した残高
※2023年9月現在
これらの違いがあるPayPay残高ですが、実際にアプリで決済を行う際、特に意識することはありません。
PayPayポイントもPayPayマネーライトも、「支払いに使える残高」としてまとめられるからです。
ただし、出金するとなると話は別で、PayPayマネー以外は銀行口座に引き出すことが出来ません。
ポイント運用で得た残高や、クレジットカードからチャージしたお金を現金に換えることは不可能という訳ですね。
これだけ聞くと理不尽なように思えますが、本来クレジットカードから現金を引き出すことは「キャッシング」と呼ばれ借金扱いになるので、仕方のないことだと言えます。
PayPayの現金化は違法?利用停止になる危険性は?
結論から言うと、PayPayでの現金化は違法ではありませんので、現金化が理由で逮捕される!ということはまずありません。
しかしPayPayの現金化は規約で禁止されています。
第8条 PayPay残高アカウントの利用にあたっての禁止事項
利用者は、次の各号に定める行為を行ってはならないものとします。(略)
(7)当社のサービス(PayPay残高またはPayPay残高アカウントの利用を含みますが、これに限りません)を、営利の目的その他、サービスの提供の趣旨に照らして本来の目的とは異なる目的で利用する行為出典元:PayPay残高利用規約
現金化という言葉が含まれていないため分かりにくいですが、現金化は条文中の「本来の目的とは異なる目的」に含まれます。
「営利の目的」つまり利益を得ることが目的で利用してはいけないという記載があり、そこから現金化は禁止だと解釈することもできます。
ただ実際、現金化が原因で利用停止になるリスクは極めて低いです。
PayPayは他の電子マネーと比べて利用者が多い上、アカウント間やATMで手軽にお金のやりとりができる点が魅力ですので、細かく取り締まりを行うとキリがないためです。
PayPay現金化業者への依頼はおすすめできない
「PayPay 現金化」で検索すると、PayPayマネーライト等の本来換金できない残高も現金化できます!とうたう業者のページが出てきます。
『安全』『即日』『高換金率』など目を惹かれるキーワードが並びますが、果たして本当に信頼できる業者なのでしょうか?
結論として、こういった業者の利用はおススメ出来ません。理由として、以下のようなものがあります。
現金化目的の利用が規約違反になりうる
まず大前提として、PayPay残高を換金目的で利用することは本来、規約違反となっています。
第8条 PayPay残高アカウントの利用にあたっての禁止事項
利用者は、次の各号に定める行為を行ってはならないものとします。(中略)
(7) 当社のサービス(PayPay残高またはPayPay残高アカウントの利用を含みますが、これに限りません)を、営利の目的その他、サービスの提供の趣旨に照らして本来の目的とは異なる目的で利用する行為
「バレなければいいじゃないか!」と思うかもしれませんが、業者のサイトにはハッキリと「PayPay現金化」の記載がありますし、申し込みをした証拠も残ってしまいます。
不自然に大きな金額を送金したりしてPayPay側に疑われた場合、規約違反としてPayPayが利用できなくなったり、残高を没収されてしまう可能性もないとは言い切れません。
詐欺に遭う可能性がある
PayPay現金化業者を利用する際は、以下のような流れで換金を行います。
- 業者に現金を申し込む
- 業者のアカウントに自分のPayPayアカウントから送金
- 送金が確認されたら、口座に手数料を引いた額を振り込んで貰う
この時、しっかり送金したのに『こちらには送金されていません』などと言われて、結局振り込んで貰えないケースがあり得ます。
問い合わせようとしても連絡が取れない、メールが返って来ないといったトラブルに繋がることもあるでしょう。
もちろん中には優良業者もいますが、確実に入金して貰える保証はどこにもありません。
トラブルがあっても、PayPayは補償してくれない
万が一トラブルになってもPayPayに問い合わせればいいんじゃ?と考える方もいるでしょうが、もちろんPayPay側は何の補償もしてくれません。
第10条 当社の免責
2. 当社は、PayPay残高の利用に起因して利用者に生じたあらゆる損害について、当社に故意または重過失がある場合を除き、責任を負わないものとします。
利用規約にもこのように「責任を負わない」と書かれていますし、規約違反の行為でトラブルに遭ったと訴えても相手にされない可能性の方が高いでしょう。
今日中に現金が必要というタイミングで、上記のようなリスクを負えるのであれば、現金化業者を利用するのもアリです。
ただし本当に入金されるか分からない状況で、数万円~数十万円という金額を相手に送金出来るのでしょうか?
例え急いでいたとしても、出来るだけ安全でスムーズに行える現金化方法を利用するようにして下さい。
PayPay現金化・出金にまつわるQ&A
PayPayには残高の種類が4つあり、この中で出金ができるのは「PayPayマネー」だけである、ということは最初に解説をしたとおりです。
実際にPayPayを使っていると、ポイント運用や送金などで残高が増える事があるのですが、どれが出金できる「PayPayマネー」なのか、非常に分かりにくいのが特徴ですよね。
そこでyahoo!知恵袋で質問されている事例を紹介しながら、「この場合は出金できるのか?」について詳しく解説をしていきます。
PayPayポイント運用で増えたPayPay残高は出金できる?
PayPayの様々なキャンペーンで付与されるPayPayポイントは、「PayPayポイント運用」で増やすことができます。
うまく残高の運用ができた時は、現金にしたいと考える方もいるはずです。
質問:PayPayのボーナス運用って現金化出来ますよね?
答え:PayPay ボーナス運用に使えるのは PayPay ボーナスのみで 出金ができるのは PayPay マネーのみなのでできません。
※PayPayボーナスとは、PayPayポイントのことです
しかしこの増えたあとの残高もPayPayポイントという扱いになり、現金化ができるPayPay マネーではありません。
そのためどれだけ増やしても現金にすることはできません。
人から送金されたPayPay残高は出金できない?
PayPayの魅力の一つが、手軽に送金手続きができること。
ワリカンなどで友達から送金された残高、家族からもらった残高を現金にしたいと思ったことはないでしょうか。
質問:私が今出金しようとしているものは、親が自分に送金して来たものです。(そのお金のチャージ方法までは聞いておりません) これは出金可能なものでしょうか?
答え:参考元:PayPayマネーは本人確認されておられない限り何でチャージされ様がPayPayマネーライトです。(中略)残念ながらPayPayマネーライトは本人確認されてもPayPayマネーとなりません。
誰かから送られてきた残高は「PayPayマネーライト」の扱いになります。
現金化できるPayPayマネーとは異なるため、出金はできないので注意しましょう。
自分以外の銀行口座に送金できる?
PayPayマネーであれば残高の出金ができますが、どの口座でもOKというわけではないことに注意しましょう。
詐欺に利用されることを防ぐ目的から、PayPayマネーの出金には本人確認が不可欠であり、本人確認ができた名義と同じ名義の銀行口座にしか出金ができません。
住所が同じ家族間でも、名義が違う場合は振込先に設定ができないので気をつけてください。
質問:一時的に登録名義を家族の名前に変更して 家族の口座に出金申請するというのは可能でしょうか?
答え:本人以外の口座に出金する事は出来ません。
参考元:yahoo!知恵袋
まとめ:PayPay残高を現金化するなら商品を購入して転売しよう!
「PayPay残高」の種類と現金化について解説しました。
「PayPayマネー」以外の残高現金化は「ひと工夫」が必要です。
手間をかけず確実性をもたせるならば、換金率の高い商品購入がオススメ。
ただし、商品によって「期待できる換金率」の幅があります。
この点を克服するために、ふだんから転売に対する知識を身につけるようにしましょう。
転売情報は随時変化するもの。
高価換金のためには、情報収集が大切です。
紹介した「ブランド品」「Apple製品」「ゲーム機」「一眼レフカメラ」は、専門知識を有すれば高値へ誘導できます。
逆に「まったく知識なし」では、転売をオススメできません。
買取専門業者との交渉をめざしてください。
「100%以上」の換金率も夢ではありませんよ。