世の中には、海や山で拾ってきたものを売って稼ぐ人がいます。
元手をかけずに商売ができるなんて素晴らしいですよね!
「マネしたいけれど、どうすればいいのか分からない…」と思っている方のために、この記事では「拾って売れるもの」と、それを高く売るためのポイントについて解説していきます。
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お金が必要だけど、今すぐ用意するのは難しい。
そんな時、目の前に転がっている石を見て「これがお金だったらいいのにな…」と思ったことはありませんか?
でも実際、その石がお金になることもあるのです!
私たちの身のまわりには、拾って売れるものが思いのほかたくさんあります。
【タダのものがお金に】拾って売れるもの8選
「そんなものが本当にお金になるの?」と思われるかもしれませんが、たとえば「落ち葉を拾って年収500万円」の人がニュースになったこともありますよ。
そこで今回は、どのようなものが売れるのか、どこで売ればいいのか、など「拾ったものを現金化するためのノウハウ」をたっぷりご紹介していきます!
自然界にある拾って売れるもの8選
自然界には拾って売れるものがたくさんあるとお伝えしましたが、ほとんどの人がピンとこないかと思います。
そこで、ここでは具体的に何が売れるのかをご紹介していきます。
【タダのものがお金に】拾って売れるもの8選
身近で比較的入手しやすいものを8つ挙げてみました。
「こんなものが本当に売れるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、実際に高く売れるケースもあります。
ただし、ここに挙げたものなら何でも売れるというわけではありません。
それぞれ、なぜ売れるのか、どのようなものなら値段がつくのかをくわしく見ていきましょう。
石
石なんて売れるわけがないと思うかもしれませんが、実は石は盆栽や鉢植えに使われたり、水槽の飾りになったりと、思わぬところでニーズがあるアイテムです。
実際にAmazonなどで「石」と検索すると、20万件以上の検索結果があります。
そのすべてが自然界の石というわけではありませんが、ニーズがあることは間違いなく、1kgあたり1,000円程度の価格で売れています。
一般的な石の種類くらいは勉強する必要がありますが、見た目が美しい石であればそれだけで売れることもあるようです。
弟が仕事関連でちょっとだけ有名(?)なんだけど、冗談半分で河原で拾った綺麗な石をフリマに出したら奪い合うように売れたって聞いて笑ってしまった。
— ぽんかん (@p_25kikm) July 22, 2022
特に火山によって作られた溶岩石などは比較的入手しやすい上、デザイン性の高いものも多く見つかります。
ただし、富士山のような国立公園になっている場所での石は、自然公園法によって採取が禁止されていますので、持ち帰らないように気をつけてくださいね。
自然公園は、自然の景観の重要度などに応じて、区分ごとに一定の行為を禁止したり、制限したりしています。
最も重要な地域である特別保護地区では、植物の採取はもちろん、落ち葉や石を拾ってくることさえ禁止されています。
流木
海や川の近くで暮らしているなら、流木を探して散歩してみるのがおすすめです。
石とは違って、流木が見つかるかどうかは運次第というところもありますが、市場では15cm程度の流木が500〜1,000円程度で売れます。
流木も水槽の飾りとして人気があり、特に珍しい形をしているものはすぐに売れるほど需要が高いです。
落ちている流木をどんどん拾って販売していけば、1本あたりの価格は安くても、ある程度まとまった金額になります。
流木は大雨の後などに手に入りやすいので、そのタイミングでまとめて在庫をそろえてしまうのがおすすめです。
ひと手間かかりますが、拾った流木は煮沸消毒して皮をはがすなどの処理をしておくと、より高値で買取してもらえますよ。
松ぼっくり1,000円。空き缶1,500円。流木5,000円。で取引出来るのがフリマアプリの魅力。友人の「オススメブランドはメルカリです」って迷言を胸にダンボールを出品したら簡単に売れたから、本当にオススメかも。(送料のが高くて赤字だったのは内緒)
— コリス≪節約×懸賞×出会い≫ (@koryupa) February 18, 2023
松ぼっくり
子どもの頃によく拾った松ぼっくりも、実は拾って売れるもののひとつです。
特にクリスマスシーズンになると需要が出てきて、思わぬ値段で売れることもあります。
「松ぼっくり=秋に拾うもの」というイメージがありますが、実は1年中落ちてくるものですので、毎日拾える点が大きなメリットです。
ただし、大きさがそろっていないと売れにくく、単価も低いため、効率はあまり良いとは言えません。
少しでも高く売るためには、ある程度まとまったところでサイズや形で分別して、50〜100個単位で売るのがおすすめです。
松ぼっくりはかさばるので、近くに松並木があるような人にしか適していませんが、売れることは間違いありませんので覚えておきましょう!
松ぼっくり売れた!!
買って下さった方ありがとうございます🙇♀️ pic.twitter.com/iDZPI8JHdi— kaory (@kaory_birdlover) March 6, 2023
どんぐり
松ぼっくりよりもニーズが高いのが、どんぐりです。
どんぐりはハンドメイドアイテムとして人気があり、1個5〜10円程度で買い手が見つかります。
もちろん1個ずつ売るのは、手間賃のほうが大きくなるので、100個単位で売るのが基本です。
以前は拾ってきたものをそのまま売る人もいましたが、最近は殺虫のために煮沸消毒していないと売れないことが多く、手間は少しかかることを理解しておきましょう。
それでも、1個が小さくてかさばりませんので、近くにどんぐりが取れる場所があるなら、ぜひどんぐり拾いをして売ることをおすすめします。
どんぐり拾いができるのは10〜11月のため、季節限定になるのが難点です。
ただし、この季節限定を利用して、秋にたくさん収穫しておき、時期をずらして販売すれば需要が高くなります。
煮沸消毒だけでなく、表面をニスでコーティングして、ブレスレットやネックレスなどに加工すると、より高く売れる可能性がありますよ。
どんぐりが拾える自然豊かな環境で過ごしている方は、選択肢のひとつとして考えておきましょう。
貝殻
ニーズはそれほど高くありませんが、砂浜や海岸沿いで拾った貝殻も売ることが可能です。
特にアクセサリーの材料として使われることが多いタカラガイは、需要が高い傾向にあります。
海沿いのお土産屋さんなどで、タカラガイを使ったアクセサリーなどが売られているのを見たこともある方も多いのではないでしょうか。
タカラガイのコレクターも多くいるようなので、美しいデザインなら高値での販売も期待できます。
貝殻の多い海岸を見つけることができれば、短時間でたくさん収集できるため、効率よく稼げます。
1gあたり3〜5円程度ですので、500gで2,000円くらいが相場です。
帆立貝くらいの大きなサイズになると、1枚100〜200円で売れることもあります。
ただし、貝殻もきちんとした処理が必要です。
採取したまま放っておくと、異臭がして売り物にならなくなるため、水洗い後に煮沸消毒をして漂白剤につけておくなどの処理をしておきましょう。
シーグラス
シーグラスは、ガラス片が砂浜などで長時間かけて削られたものです。
人工物と自然が融合してできたアート作品ともいえるでしょう。
同じものが2つとないという点で価値が高く、美しい形のものを選んでコレクションしている人もいます。
ハーバリウムやアクセサリーの素材としても人気があり、500gで1,500〜2,000円くらいの値が付くことが多いです。
ただし、最近はガラス製品が減っている上、リサイクルも行なわれているため、シーグラスを集めることが以前より難しくなっています。
メルカリなどで出品する人が多いため、買い手が見つかるまで時間がかかる傾向にあるのも悩ましいところです。
近くにシーグラスが見つかりやすい海があるなら、貝殻拾いと一緒に行なうと効率よく採取できるのがメリットと言えるでしょう。
苔(こけ)
売るためにはある程度の知識が必要になりますが、苔も拾って売れるものです。
山まで行かなくても、意外と身近な公園でも採取できますよ。
特に盆栽やテラリウムをしている人たちからニーズがあるため、ひと握り分でも500円程度の値段で売れます。
このあと24時09分からは「それって!?実際どうなの課」🔎
今回 #おばたのお兄さん が売るのはコケ🌲果たしていくら売り上げるのか❓
ヴィンテージ加工ジーンズの知られざる世界に #森川葵 が潜入❗️その驚きの最新技術とは⁉️#中京テレビ #CTV #日テレ #それって実際どうなの課 pic.twitter.com/vvUwkNakwA— 日テレ (@nittele_da_bear) November 6, 2019
テレビでも「売れるもの」として取り上げられるなど、身近な売れるものとして人気が高まっています。
特に売れやすい苔は、以下のような種類です。
✔ コスギゴケ
✔ ホソウリゴケ
✔ ハイゴケ(人気!)
✔ ホソバオキナゴケ(人気!)
✔ ヒノキゴケ(人気!)
✔ タマゴケ(人気!)
確実に苔が取れる場所を知っていれば、売れてから取りに行くこともできるため、在庫を持たなくて済む点も魅力です。
ただし、神社やお寺などの敷地内に入って勝手に苔を取るのはNGです。
また、同じ場所で大量に採取をするのも好ましくありません。
苔は成長が遅いため、草のようにすぐに元の状態に戻るわけではないことも覚えておきましょう。
苔を拾って売る場合は、できるだけ多くの採取場所を確保しておくことをおすすめします!
生き物
拾うものではありませんが、自然界の生き物も売ることができます。
たとえば、カブトムシやクワガタムシなどは安定して高値で売ることができ、オオクワガタなら2,000円以上の値段がつくこともあります。
また、蝶の標本も1,000円程度になりますよ。
確実に採れるという保証がない点や昆虫販売を専門とするプロが多いので、ハードルが高いのがデメリットです。
しかし逆に考えれば、それだけに単価も高く、大きく稼げるチャンスがあります。
昆虫が苦手という人には適していませんが、自然豊かな場所で暮らしている人なら、生き物で稼ぐという選択肢があることも覚えておきましょう。
自然界には、拾って売れるものがたくさんあります。
たとえば、石や流木などはアクアリウムをしている人に人気があり、デザイン性の高いものであれば1個1,000〜2,000円で売れることもあります。
ただし、ほとんどのものは1個あたりの値段が安く、たくさん集めても1,000円程度にしかなりません。
ですから、しっかり稼ぐためには効率よく採取できる場所を見つけることが重要になってきます。
自分の暮らしている地域で入手しやすい物を、拾って売るようにしましょう。
また、売る前に煮沸消毒などの処理を行なうことで、より買い手が見つかりやすくなります。
さらに、自分で加工して販売すればもっと高額な収益を得られますので、拾って売るだけでなく、手先が器用な人はアクセサリーなどにして売るのもおすすめです!
タダで仕入れて売れるもの6選【番外編】
自然界で拾えるもの以外にも、実はタダで仕入れて売れるものは色々あります。
いずれも基本的には数を集める必要がありますが、コツコツ集めれば思わぬ収入につながるため、ぜひ普段から意識しておきたいものです。
ここでは、多くの人が捨てがちな「実は売れるもの」をまとめてみました。
1.履歴書
求人誌に無料でついて来ることの多い履歴書ですが、実はある程度の枚数を集めれば、フリマサイトなどで300~500円で売れます。
自宅に古い求人誌がある方は、捨てる前にぜひ履歴書だけきれいに取りましょう!
100円ショップで買った履歴書なども、もちろん集めれば立派な商品になります。また、メルカリなどを見ると、履歴書専用の封筒だけでも売れるようです。
2.クーポン券
タダで手に入るクーポン券も、商品として売れる場合があります。
たとえば、チラシに入っている割引クーポンや、JAFの会員誌などについてくるクーポンなどです。
「人からもらったけれど使っていないお買い物券」も、もちろん売ることができます。
最近はデジタルクーポンも売買の対象になりますので、「お得なクーポンをもらったけれど使う機会がない」場合は、売れるかどうか調べてみましょう。
クーポンによっては規約で売買が禁止されているため、ご注意ください。
3.婚姻届・離婚届
本来なら役場で無料でもらえる婚姻届や離婚届も、実はフリマサイトなどで売れることをご存じですか?
多忙で取りに行く時間のない人に需要があるようです。
メルカリでは「3枚300円」などで売られていますので、役場に行く機会がある時にそっと手に入れてみてください。
また、婚姻届は「ゼクシィ」の付録や、有名ブランド・キャラクターのものなど、デザイン性の高いものが人気です。
オリジナルデザインの婚姻届を配布している自治体もありますので、無料で数百円稼げる可能性もありますよ。
4.カタログ
車やファッションブランドなどのカタログも、フリマサイトなどで売れます。
車のカタログ(パンフレット)は、各ディーラーの店舗に行けば誰でも無料で手に入れることが可能です。
人気の新車カタログをいくつかセットにすると、数百円で売れる可能性がありますよ。
また、今は手に入らない古い車のカタログも希少ですので売ってみましょう。
ファッションブランドのカタログは、会員になっていると定期的に送られてくることが多いです。
こちらも数百円で売れることがあるため、捨てる前にぜひ出品してみてください。
5.コンビニの割り箸
コンビニでタダでもらえる割り箸も、集めれば商品として売ることができます。
メルカリを見ると、「100膳で300~400円」が相場のようです。
単価は高くありませんが、チリも積もれば山となる…ですので、お弁当を買った時などはぜひ多めにもらっておきたいですね。
同じく、コンビニでもらえるプラスチックのスプーンやフォークなども値が付きます。
違うコンビニでもらったものを組み合わせて売ってもOKですので、コツコツ集めましょう!
6.ブランド品やiPhoneの空箱
エルメスなどのハイブランド品の空箱や、iPhoneの空箱などは、意外な高値で売れる可能性があります。
たとえば、エルメスの腕時計の空箱なら5,000円近い値段で取引されることも少なくありません。
ハイブランドの空箱がある人、もしくは誰かからもらえる人は、ぜひ売りましょう。
iPhoneの場合、空箱だけでも売れますが、純正の充電器などのオプション品があるとさらに値段が上がります。
新しい機種に変更した人は、ぜひ箱を捨てずに売ってみてくださいね。
拾って売ると違法になるものって?
何かを拾って売るというと、ゴミ捨て場にあるものを持って帰るようなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、これは違法ですのでやめてください。
ゴミ捨て場の物を拾って帰ると、遺失物等横領罪や窃盗罪になる可能性があるのです。
遺失物、漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した者は、1年以下の懲役又は10万円以下の罰金若しくは科料に処する。
実際に罪に問われることはほとんどありませんが、繰り返し行なっていると近所の人たちが不審に思って、警察に届け出をするかもしれません。
そうなると警察も動かないわけにはいけなくなるため、ちょっとしたトラブルになってしまいます。
このように、誰かの所有物だった可能性が高いものは、原則として拾わないでおきましょう。
そのようなリスクを犯さなくても、自然界には拾って売れるものがたくさんあります。
自然界のものには基本的に所有権がありませんので、自由に拾って売ることが可能です。
ただし、自然界であっても国立公園や国定公園内にあるものを拾うのは、自然公園法違反になります。
これらの場所は自然を保護する場所ですので、いくら売れそうなものがあっても、勝手に持って帰らないようにしましょう。
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また、他人の私有地に勝手に立ち入って拾うのも、もちろんNGです!
拾って売れるものを売るならどこ?
拾ってきたものも、売れなければ価値がありません。
そこで重要になるのが、どこで売るのかということです。
拾ってきたものを売る方法は、大きく分けて2つあります。
✔ ヤフオクやメルカリを使って自分で売る
簡単なのは専門業者への売却ですが、これはほとんどお金になりません。
労力に見合うだけのリターンがありませんので、拾ってきたものを売るならヤフオクやメルカリを使って、自分で売るようにしましょう。
手先が器用な人なら、アクセサリーやインテリア雑貨などに加工して売れば、世界に一つだけのアイテムになりますので、素材として売るよりも高い値段が付きます。
加工した商品が安定して売れるようになってきたら、BASEのようなネットショップで販売するのもおすすめです。
アイデア次第で思わぬ人気が出ることもありますので、自分なりの方法で拾ったものを加工してみてくださいね!
まとめ:拾って売るのは継続性が大切
自然界にあるものを拾って売るのは、元手がかからないメリットはありますが、基本的には薄利多売になります。
どんぐりを100個も200個も拾っても数百円にしかなりませんので、効率は良いとは言えません。
それでも、コツコツ続けていけばある程度まとまったお金になります。
ほんの数回、気まぐれに拾うのではなく、やるならしっかり継続することでお小遣い稼ぎくらいの金額まで得ることは可能です。
さらに、拾ったものを自分で加工して売ることができれば、ちょっとしたビジネスにすることも不可能ではありません。
拾って売るだけでなく、それらを使って世界に一つしかないアイテムを作り出すことにもチャレンジしてみましょう!