カジノといえばマカオやラスベガスをイメージする人が多いかもしれませんが、実はアジアには隠れたカジノ大国があります。
それがベトナムで、ハノイやホーチミンといった都市部にいくつものカジノが営業中。
世界中の観光客が、一攫千金を目指してギャンブルを楽しんでいる一大カジノタウンなのです。
ここでは日本人にはあまり馴染みのないベトナムのカジノのうち、首都ハノイに焦点を当て、おすすめの店舗や上手な遊び方を詳しくご紹介していきます。
このページでわかること
- ハノイのカジノはビデオゲーム方式でディーラーはいない
- 使える通貨は米ドルのみ。日系カジノもあり日本語が通じる
- 入場時の年齢制限は21歳以上。カジノによっては18歳以上なら入れることも
ハノイには11のカジノがありますが、いずれもディーラーのいないビデオゲーム方式を採用しています。
どのカジノもミニマムベットが低く、予算が限られている人も気軽に遊べる点が魅力。
なおハノイの現地通貨はドンですが、カジノ内で使える通貨は米ドルのみであることに注意してください。
日本語が通じるカジノも多くたくさんの日本人が利用しているものの、サービスがしっかりしているなどの理由から、特に日系カジノが人気となっています。
カジノへ入場できるのは基本的に21歳以上ですが、場所によっては18歳以上でも入場できるケースがあるため、家族で訪れる際などには事前に訪問先のカジノについて年齢制限を調べておくのがよいでしょう。
ベトナムの首都、ハノイカジノの特徴
まずは、ベトナムの都市、ハノイについて、カジノタウンとしての特徴や他のカジノタウンとの違いをご紹介しましょう。
ビデオゲームがメインの気軽なカジノタウン
ベトナムの首都でもあるハノイは、人口800万人を超える大都市です。
歴史ある建物や自然豊かな街並みを目当てに、世界中からたくさんの観光客が集まってきます。
日本からハノイへの移動にかかる時間は、飛行機の直行便で6時間半程度。
カジノタウンとしてお馴染みの中国・マカオよりはやや遠いものの、食事や観光など見どころが多い点や、現地の人との穏やかなふれあいなども魅力となり、旅先の候補に挙げたことのある日本人は多いのではないでしょうか。
そんな観光客の多いベトナム・ハノイが、訪れた人々から少しでも多くの外貨を獲得するための施策のひとつとして行っているのが公認カジノの設立・運営です。
ハノイだけでも11のカジノ施設がホテル内、もしくはホテル近隣に併設されていて、いずれも基本的には外国人専用となっています。
ハノイにあるカジノのもっとも大きな特徴は、コンピューターで楽しむビデオゲームが中心となっており、ディーラーは存在しないという点。
対人のやり取りがないため、チップの受け渡しなどランドカジノならではのマナーや暗黙のルールなどに多少疎くても気軽に楽しめるのが最大の魅力だと言えるかもしれません。
ミニマムベットが低く、低予算で楽しめる
物価の安いベトナム・ハノイでは、マカオやラスベガスの高級カジノと比較してミニマムベット(最低ベット額)が低いのも魅力のひとつとなっています。
ハノイのカジノで使える通貨はベトナムの通貨「ドン」ではなく「米ドル」ですが、ほとんどのカジノのミニマムベット額は5ドル~20ドル前後。
スロットやルーレットなどであれば1ドル以下で楽しめるケースも多く、最低でも100ドルあればカジノの雰囲気を十分堪能できるでしょう。
もしバカラやブラックジャックなどのテーブルゲームでしっかり腰を据えて遊びたいなら、300ドル~500ドル程度の資金を用意しておくのがおすすめです。
現在、新型コロナによる入国制限はなし!
いまカジノなどを目的に海外旅行を検討するとき気になるのが「新型コロナウイルス感染症の影響による渡航制限」ですが、2023年9月現在、日本からベトナムへの入国は一切制限されていません。
2022年3月15日から2025年3月14日までの3年間は、日本人なら入国目的や旅券の種類に関わらず15日以下の滞在がビザなしで可能。
ワクチン接種証明や、新型コロナウイルス感染症の陰性証明書などの提示は一切求められず、入国後の隔離なども不要です。
観光目的の場合のみ、新型コロナウイルス感染症の治療費を補える医療保険や海外旅行保険への加入が求められますが、韓国や中国などその他のカジノタウンと比較すると非常に入国条件が緩く、渡航しやすい地域だと言えるでしょう。
しかし完全に感染の可能性が消えたわけではないので、公共の場ではマスクの着用を心掛けましょう。
ハノイのおすすめカジノ5選
ハノイには11のカジノがありますが、そのサービスや雰囲気はカジノごとに異なります。
いずれもディーラーはいないものの、遊び方を教えてくれるスタッフが常駐しているため、初心者でも安心して遊べるはずです。
ここではハノイに存在する11のカジノのうち、特に日本人におすすめできる5つのカジノをピックアップし、その特徴や雰囲気などをご紹介しましょう。
ハリウッドワン・ゲーミングクラブ・ハノイ
ハリウッドワン・ゲーミングクラブ・ハノイは日本の企業が運営する日系カジノです。
日本人スタッフも常駐しているため、困ったときはスタッフが丁寧に遊び方を教えてくれます。
さらに日本語で書かれた遊び方の説明書もあるので、もしスタッフが近くにいなくても問題ありません。
スロットは1ドルから賭けることができるので、ゲームセンター感覚で遊ぶこともできますし、レートの高いテーブルやジャックポットなら一攫千金を狙うことも可能です。
日本企業の運営ということで、どのスタッフも接客応対がしっかりとしており、気持ちよくカジノで遊べるのが魅力です。
会員カードを作るとフードやドリンクが無料になるので、受付時に作っておくのがおすすめですよ。
住所:29 Trang Tien Street, Hoan Kiem District10000 Hanoi
営業時間:24時間
ウィナーズクラブ
ウィナーズクラブはハノイの老舗「ハノイホテル」内にあるカジノです。
ハノイホテルはリーズナブルな価格なのにサービスのクオリティが高く、日本人にも人気のホテル。
カジノの接客応対もしっかりしており、ハノイでも人気があるカジノということもあり賑やかな雰囲気を楽しめます。
ミニマムベットが5ドルとやや高めですが、ゲームの種類も多く、さらに飲食できるラウンジもあるので時間をかけてゆっくりと楽しめます。
ホテルにはスパやナイトクラブもあり、あまり移動せずにハノイの夜を満喫したい人におすすめのカジノです。
住所:Hanoi Hotel, D8 Giang Vo, Ba Dinh, Hanoi, Vietnam
営業時間:24時間
チャーリーワンクラブ
チャーリーワンクラブはJW MARRIOTT HOTELに併設された日系カジノです。
日本人利用者も多いことから日本語が通じる上に、サービスのレベルも高く、落ち着いた雰囲気の中でカジノゲームを楽しむことができます。
そしてこのカジノが人気の理由のひとつは、マリオットホテルの食事が無料で食べられる点。
会員カードのステータスによって食べられるものに違いがありますので、何度も通ってポイントを貯められるという人はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
住所:No8, Do Duc Duc Road, Me Tri, South Tu Liem, Hanoi
営業時間:24時間
マカオクラブ
マカオクラブはCrowne Plaza West Hanoi Residencesホテル内にある、ハノイでも比較的新しいカジノです。
高額ジャックポットが毎日誰かに当たるということで、ハノイでも人気のカジノのひとつとなっています。
日本人スタッフや日本語対応できる外国人スタッフが多く、フードサービスには牛丼やカレーライスなど馴染みのあるメニューも充実。
リムジンバスでの送迎もあるので、安全にハノイでカジノを楽しみたい人におすすめです。
住所:36, Le Duc Tho street, My Dinh 2 ward, Nam Tu Liem district, Hanoi
営業時間:24時間
スターダストEゲーミングクラブ
スターダストEゲーミングクラブはハノイの中心にあるメリアホテル内にあるカジノで、ここでご紹介した他のカジノと比べると、ややこじんまりとしています。
ゲームの台数が少ないというよりは、日本のパチンコ店のように効率よく台が配置されているのをイメージしていただくとわかりやすいでしょう。
気をつけたいのは、平日は22時から4時までしかオープンしていない点です。
土日は24時間遊べますが、平日に宿泊するという場合には営業時間を頭に入れておきましょう。
観光に便利なホテルにあるカジノですので、観光メインでちょっとだけカジノで遊びたい人におすすめです。
住所:44B Ly Thuong Kiet, 2nd Floor, Hoan Kiem, Hanoi
営業時間:平日22時~翌4時、土曜・日曜は24時間
ハノイカジノで上手に遊ぶための3つのポイント
ハノイのカジノはビデオゲームがメインである点などから、他の国のカジノとは遊び方や使い勝手に少し違いがあります。
そこで、ここではハノイのカジノを心から楽しむために知っておくべきポイントを3つにまとめてみました。
遊びに行く前に、ぜひ一度目を通してみてくださいね。
①年齢制限と入場時の基本ルール
ハノイのカジノは21歳以上から入場できます。
ベトナムでは18歳以上が成人となるためカジノによっては18歳以上で入場できますが、基本的には21歳以上と覚えておきましょう。
仮に親が同伴していても、子どもの入場はNGなので注意してください。
なお、ハノイのカジノは基本的に外国人専用となっているため、年齢と合わせて国籍を確認する意味でも入場時のパスポート提示が必須です。
必ず原本が必要なので、チェックインの際ホテルにパスポートを預けた場合などは忘れず返却してもらいましょう。
ハノイの治安はそれほど悪くないものの、スリや窃盗のリスクからパスポートを持ち歩くのが不安なら、カジノの会員カードを作るという方法もあります。
初回は必ずパスポートの提示が必要ですが、会員カードさえ作っておけば、次回以降はそれを提示するだけで入場が可能になりますよ。
②レートや手数料で損しない両替場所
前述のとおり、ハノイのカジノで使える通貨は米ドルです。
ベトナムの通貨は「ドン」ですから、カジノへ行くためには別途米ドルを用意しなければならない点に注意しましょう。
日本の空港やハノイカジノ内にも両替所はありますが、そのレートはあまりよくないことがほとんど。
レートや手数料でできる限り損しないためには、ハノイのノイバイ空港内で両替を済ませておくか、カジノの「ホールドシステム」を利用するのがおすすめです。
ホールドシステムとは、ゲーム終了後に全額返金するという約束で、一時的に手数料なしの両替を行ってもらえるサービスのこと。
仮に為替レートが1ドル120円だった場合、12,000円を預ければ(ホールドすれば)手数料は引かれずそのまま100ドルへと両替。そしてゲームが終わったあと、その100ドルを返金することで預けた12,000円を丸々返してもらえる、という仕組みです。
カジノで負けて元手を失ったときは全額返金するためにさらにドルを用意する必要があるため損をすることもありますが、状況に応じて利用を検討してみるとよいでしょう。
なお、ハノイのカジノはすべてビデオゲームですのでチップの文化はありません。
用意した米ドルは、そのままゲームへ投入するか、磁気カードにチャージしてプレイすることになります。
③服装や振る舞いなどの禁止事項
ハノイのカジノへ訪れるにあたっては、服装や振る舞いのルールも最低限知っておくとよいでしょう。
まずアジアのカジノはドレスコードが緩い傾向にありますが、ハノイのカジノはさらに緩く、短パンにTシャツといったラフな格好でも入場できたという口コミまであります。
ただ、一度止められるとホテルまで着替えに戻るのは面倒なため、ビーチサンダルなどラフすぎる服装や、イカサマが疑われるサングラス・帽子などの着用は避けるようにするのが無難です。
そして振る舞いで気を付けたいのが、カジノ内では写真や動画の撮影が基本的にNGとなっている点。
つい記念に写真を残したくなってしまいそうですが、不正の防止や、他のお客さんのプライバシーを守るという意味で避けるべき行為ですので注意してください。
スロットで大当たりしたなどどうしても撮影したい場面では、スタッフの許可を得たうえで、スタッフにシャッターを押してもらえば無用なトラブルを回避できます。
まとめ:ハノイのカジノはコスパ◎
ハノイのカジノはディーラーのいないビデオゲームのみとなっており、マカオやラスベガスとはまた違った雰囲気を持っています。
日本語の通じるカジノが多いこと、そしてミニマムベットが低く低予算で気軽に遊べることから、カジノ初心者のデビューにも適していると言えるでしょう。
入場時の年齢制限は基本的に21歳以上ですが、カジノによっては18歳以上でも入れるところもあるため、家族旅行などで18歳~20歳の人が同伴する場合は事前に調べておくと安心です。
ハノイにはいくつもカジノがありますが、特に日系カジノであればスタッフの教育も行き届いており、クオリティの高いサービスを受けることができます。
カジノには相性もありますので、ぜひここでご紹介した店舗を参考に、自分に合ったカジノを探してみてくださいね。