東京から飛行機で2時間30分。
LCCを使えば格安で行くこともできる韓国・ソウルにはカジノが複数あり、観光客はもちろんギャンブラーにとっても魅力的な都市のひとつ。
マカオやラスベガスといった本場のカジノほどの規模ではないものの、本格的なギャンブルを十分楽しむことが可能です。
この記事では、ソウル近郊にあるおすすめカジノ情報と、そこで遊ぶために知っておくべき基礎知識から注意点までを詳しくご紹介していきます。
このページでわかること
- ソウルには4つの公認カジノがある
- 19歳以上から入場OK!パスポートによる年齢確認は必須
- 裏カジノや闇カジノには手を出さない
韓国の街、ソウルには4つの公認カジノがあります。
仁川空港の近くやソウル市内などいずれもアクセスしやすい位置にあり、観光のついでに気軽に楽しめるのが最大の魅力。
19歳以上が入場でき、年齢確認のためにパスポートの提示が必須となるため、訪れた際にはパスポートの携行を忘れないようにしましょう。
なお、カジノを目的に渡航する際、気をつけたいのはソウルに点在する裏カジノや闇カジノです。
これらの違法カジノで遊ぶと最悪の場合は逮捕される恐れもあるため、絶対に関わってはいけません!
安全に遊べる公認カジノが24時間営業していますから、そちらで遊ぶようにしてくださいね。
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韓国・ソウルの基礎知識
韓流ブームにより若者からの人気も高い街、韓国・ソウル。
実はカジノの運営が合法化されている地域で、日本人にとっては身近なカジノタウンでもあります。
羽田空港からソウルの金浦空港までは2時間30分。関西国際空港からなら2時間で到着し、国内旅行感覚で気軽に訪れられるのが最大の魅力。
さらに格安航空のセール等をうまく使えば交通費が往復1万円程度で済んだり、ハイクラスホテルでも1泊2万円以下で宿泊できたりするコストパフォーマンスのよさも、観光客が絶えない理由のひとつです。
多くの人が集まる中区(チュング)や鍾路区(チョンノグ)などの繁華街では盗難などの犯罪被害に警戒したいものの、全体的に治安はそれほど悪くありません。
地元のB級グルメから高級韓国料理まで美食が揃う街でもありますから、カジノだけでなく観光目的でも十分に楽しめる都市だと言えるでしょう。
ソウルの新型コロナ情報
新型コロナウイルス感染症の影響により海外旅行へ行きづらい情勢が続いている昨今、そもそも韓国・ソウルへ日本から訪れることは可能なのでしょうか?
2022年6月現在、日本から韓国への渡航には厳しい制限がかけられており、入国できるのは「2020年3月9日以降に新規発行された韓国ビザ」を所有している人のみとなっています。
2022年7月1日より、観光目的での入国が可能となっています。
そして入国時には、入国前48時間以内に実施したPCR検査、もしくは24時間以内に実施したRAT検査の陰性証明書を携行しなければなりません。
現状、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い審査が厳格化されていることから、申請してもビザが発給されなかったり、渡航予定日までにビザの発行が間に合わなかったりするケースも発生しているようです。
休暇などに合わせた特定の日程で韓国への渡航を検討しているなら、外務省が公表している最新情報も確認しながら、早め早めの準備を心がけるようにしましょう。
ソウルのおすすめカジノ4選
カジノ運営が合法であるソウルには、政府に公認されているカジノが4つ存在します。
市内に2店舗あるセブンラックカジノと、パラダイス・ウォーカーヒル、パラダイスシティがその内訳です。
いずれも高級ホテルに併設されていますが、宿泊客でなくても利用は可能。
ただどのカジノも外国人専用となっており、韓国人は入場禁止となっています。
カジノ内で韓国の方との交流などはできない、ということを覚えておきましょう。
それぞれのカジノに個性があるため、ここでご紹介する内容を参考に、ぜひ自分に合ったカジノを見つけてみてくださいね。
セブンラックカジノ ミレニアムソウルヒルトン店
セブンラックカジノ ミレニアムソウルヒルトン店はラスベガスのような華やかさをコンセプトにしており、洗練されたインテリアにより品格を感じることができるカジノです。
ソウルの中心街にあり、ソウル駅から徒歩5分というアクセスの良さも魅力のひとつ。
テーブルゲームは50、ストットは146台が広いフロア内に設置されており、ミニマムベットはルーレットの2,500ウォンからとなっています。
また、日本語が通じ、困ったときに助けてもらえるので、カジノ初心者でも安心して遊ぶことが可能。ただしセオリー無視の賭け方をするとトラブルになることもあるので、基本となるゲームごとのセオリーは覚えておきましょう。
住所:ソウル特別市中区素月路50 ミレニアムソウルヒルトンホテル1階
営業時間:24時間
セブンラックカジノ ソウル江南店
ミレニアムソウルヒルトン店 | ソウル江南店 |
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画像引用元:韓国旅行コネスト
セブンラックカジノ ソウル江南店は、前述したミレニアムソウルヒルトン店と同じ系列のカジノですが、雰囲気に違いがあります。
ミレニアムソウルヒルトン店はいかにもカジノらしい雰囲気を楽しめますが、こちらは稼ぎたい人たちが集まっていて、ギャンブルならではの熱さを感じられるのが特徴。
フロアは3つで、合計面積はなんと6,094㎡という規模の大きさも魅力です。
78あるテーブルゲームのうち、62がバカラ。そしてスロットが108しかないという点からも、この店舗の客層がいかに一攫千金狙いなのかがわかりますよね。
楽しい雰囲気というよりは、本気で稼ぎにいくイメージが強いため、根っからのギャンブル好きにおすすめのカジノです。
住所:ソウル特別市江南区三成洞159
営業時間:24時間
パラダイスカジノ・ウォーカーヒル
パラダイスカジノ・ウォーカーヒルは、グランデウォーカーヒルソウルホテル内にあるカジノです。
オープンは1968年で、ソウルにあるカジノの中でも特に長い歴史を持っています。
テーブルゲームとスロットゲームなどを合わせてゲーム数は275もあり、様々なゲームで遊べるのが魅力。
さらに日本語も通じるスタッフがいたり、日本語のゲームガイドパンフレットが用意されていたりと、顧客満足度向上のための取り組みが熱心に行われている点も嬉しいポイントです。
韓国語や英語が苦手という人でも、十分楽しむことができるはずですよ!
本格的に楽しみたい人のためのVIPルームがあるほか、軽食やドリンクが無料のバーも設置されるなどサービスが充実しているので、よりリッチで本格的なカジノの雰囲気を楽しみたい人におすすめです。
住所:ソウル特別市広津区広壮洞山21 シェラトングランデウォーカーヒルホテル B1F
営業時間:24時間
パラダイスシティ
パラダイスシティは仁川にあるリゾート施設で、施設内には韓国最大級のカジノがあります。
日本人スタッフも多数在籍しており、初めて利用する人でも安心して遊べるのが、パラダイスシティをおすすめする理由のひとつ。
テーブルゲームは173、スロットは289台あり、総面積は約15,529㎡と広大なので、ゆったりとしたスペースでさまざまなカジノゲームに没頭できますよ。
ミニマムベットが違うテーブルがいくつも用意されているので、予算に合わせてゲームを楽しめます。
仁川空港からすぐ近くですので、日本から日帰りで遊びに行くことも可能。韓国旅行の最後に運試しする、といった使い方もおすすめです。
熱くなりすぎてフライト時間に間に合わなかった、なんてことのないように気をつけてくださいね。
住所:仁川広域市中区永宗海岸南路321道186
営業時間:24時間
ソウルのカジノで知っておくべき4つのルール
気軽に非日常を体験できるソウルのカジノですが、トラブルを防いで楽しく遊ぶためにはいくつか知っておきたいルールや注意点があります。
特にどのような点に気をつければいいのかを詳しく解説していきますので、カジノへ行くまでにぜひチェックしてみてくださいね。
パスポートによる年齢確認が必須
韓国の法律では19歳で成人となることから、19歳未満はカジノへ入場できないという点はまず知っておきたいポイントです。
日本では成人年齢が18歳に引き下げられましたが、たとえ日本で成人していても、18歳は韓国において未成年と扱われます。
仮に親が同伴していても入場できないので、家族で韓国旅行するという人はご注意ください。
ちなみにマカオなどのカジノでは入場時の年齢チェックが緩いケースも多くありますが、韓国ではしっかりと確認されます。
入場時には必ずパスポートの提示を求められるため、忘れずに持参するようにしましょう。
チャックの付いたバッグやポーチへ入れて衣服の下に隠すなど、盗難対策をしっかり行っておくと安心です。
カジノ内で使える通貨は“ウォン”のみ
ソウルのカジノでチップの交換に使えるのは、基本的に現地通貨である「ウォン」のみとなっています。
カジノによっては日本円も取り扱ってもらえますが、できれば決まった金額をあらかじめウォンに替えておき、その金額内でカジノを楽しむ、という遊び方をするのがよいでしょう。
予算の目安は30万ウォン程度。カジノ内にも両替所があり、レートは悪くないため、カジノへ行ってから両替してもOKです。
ちなみに韓国から出国する際、10,000米ドル以上の持ち出しには申告が求められます。
「カジノで大きく勝ったけれど申告は面倒」という人は、カジノにチップとして預けたり、ソウルで買い物をしたりして現金を減らしておきましょう。
ラフすぎる服装は避けるのが無難
ソウルのカジノには、決まったドレスコードが存在していません。
タンクトップに短パン、サンダルというようなラフすぎる服装はNGですが、ジャケットを着ないと入場できない、などの細かいルールはないためご安心ください。
迷ったら、「チノパンに襟のある長袖シャツ」などビジネスカジュアルくらいの服装を選んでおけば間違いないでしょう。
夏場はエアコンが効きすぎていることもあるので、上に羽織るものを1枚持っていくのがおすすめです。
なお、大きなカバンを持っていたり、顔を隠すサングラスなどを着用していたりすると、不正防止の観点から入場を断られるケースがあります。
それらを持参するなら、すべてクロークに預けたうえでカジノフロアへ入場しましょう。
カジノ内の写真・動画撮影はNG
ソウルのカジノに限らず、原則としてカジノでは写真や動画の撮影が禁止されている点にも注意しましょう。
来場者のプライバシー確保や不正防止の観点から退場を促されるケースもあるため、撮影はもちろんスマホを操作するなど撮影を疑われる行為も避けたほうが無難です。
ただし、スロットで大きく儲けたときなどは記念撮影を許可してくれることもあります。
記録として残したい、SNSへアップしたいと考えるなら、スタッフにお願いして撮影してもらうようにしましょう。
ソウルの“裏カジノ”には要注意!
ソウルには4つの公認カジノの他に、裏カジノや闇カジノと呼ばれるカジノが存在します。
これらは韓国政府に無許可で運営されており、摘発・逮捕される恐れもある違法なものです。
現地の人から誘われたり、繁華街で声を掛けられたりしても絶対に関わらないようにしてください。
そもそも違法カジノでは、イカサマなどが常態化しているケースも多いもの。「犯罪者になるリスクを負った上に勝てない」カジノで遊ぶ理由はありませんよね。
せっかくの楽しい旅行中、無用なトラブルに巻き込まれないためにも、ここでご紹介した4つの公認カジノ以外のカジノでは遊ばないように注意しましょう。
まとめ:ソウルのカジノなら初心者でも安心
LCC路線も運行しておりアクセスしやすいソウルは、4つの公認カジノがある日本人にとって身近なカジノタウンです。
マカオやラスベガスほどの規模ではないものの、本格的なカジノ体験ができることから、中国人を中心に世界中からギャンブラーが集まっています。
いずれのカジノも日本語のできるスタッフが在籍しているなど日本語での案内が充実しており、カジノや海外旅行に慣れていなくても安心して遊べるでしょう。
トラブルを避けより安全に楽しむためには、カジノゲームの基本的な遊び方を身に付けたうえで、違法な裏カジノなどには近寄らないという自衛も必要です。
ここでご紹介したポイントを押さえて、ぜひ素敵なランドカジノデビューを飾ってくださいね。